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スプリンターズS

いよいよ秋のG1戦線が始まる。今週はスプリンターズS。
思い出の馬を挙げたい。ワシの中で過去5本の指に入る思い出深く、そして大好きな馬だ。
サクラバクシンオー。
通算成績21戦11勝。
1200m〜1400m[11.0.0.1]
1600m以上[0.2.1.6]
1400m以下で負けたのは3歳のスプリンターズSのみ。1993年と1994年のスプリンターズSを連覇している。
日本歴代最高のスプリンターは?と聞かれたら間違いなくサクラバクシンオーだと答える。
最近ではロードカナロアという名馬もいたがことスプリント1200mに限って言えばサクラバクシンオーが負ける想像ができない。
スタートから好位にスッとつけられるレースセンス。持ったまま最終コーナーを回ってこられる反応良さ。追って伸びる末脚。
ジョッキーは魅せる小島太だったことも相まって眩いほどの輝きを放っていた。
引退レースとなった1994年のスプリンターズS。
2着ピコーペガサスに4馬身差をつける圧勝劇。詳しく調べた訳ではないが良馬場におけるスプリンターズSの最大着差ではないかと思う。
ちなみにこの時、小島太ジョッキーはターフビジョンで自分のムチの入れ方を確認していたという。
あと、サクラバクシンオーを語る上で忘れられないのはノースフライト。父トニービンのノースフライトは海外の強豪が揃った安田記念を末脚一閃の後、スワンS、マイルチャンピオンシップでサクラバクシンオーと対決した。1400mのスワンSはサクラバクシンオーが勝ち1600mのマイルチャンピオンシップはノースフライトが勝つ。
一騎討ちのレースを2度続け、お互いの得意分野で勝つ。サクラバクシンオーはマイルチャンピオンシップでノースフライトの後塵を拝した悔しさを引退レースのスプリンターズSにぶつける、というストーリー性も相まって最高に盛り上がった。
ちなみに当時のスプリンターズSは年末最終週の1週前、つまり有馬記念の前週に行われていて、有馬記念へ向かう盛り上がりを感じさせてくれた。
G1の開幕を告げるレースとなったスプリンターズSが最高の盛り上がりとなることを期待して馬券を握りしめる。

スプリンターズS予想、買い目

スプリンターズSはコース形態から外枠不利。(スタートから3コーナーまで緩やかなカーブが続く)
過去10年で8枠から勝ったのはロードカナロアのみ。
穴を開けるなら内枠だ。

◎10グランアレグリア
前走の安田記念でアーモンドを撃破。しかも2馬身半ちぎって捨てた内容から最強牝馬の称号を得た。ワシが注目したいのは昨年末の阪神カップ。5馬身ちぎった内容、ルメールが「ゴーカート」と表現した末脚はちょっと次元が違う。掛かり気味に走る気性から1200mはピッタリだろう。サクラバクシンオー並の圧勝が見られるだろう。
◯7ミスターメロディ
昨年の高松宮記念馬。あまり人気にならないが安定感のある戦歴。
叩き2走目で完調になっていれば好勝負。
▲1ダイメイプリンセス
穴ならダイメイプリンセスだ。どうしても斤量を背負うことになり、他馬より重い56キロのレースばかり。短距離ほど斤量が影響する中で厳しいレースを迫られてきた。
今回は定量55キロ。他馬との比較では−3キロくらいの状況。1枠1番を引き当てた運もある。一か八かのインベタで。

3連単1頭軸
10-1、6、7、14

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