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京成杯

2021年がスタートした。
例年通り金杯からの競馬はじめとなったが無観客の静かな始動であった。

例年と違うのは京都競馬場が改修工事のため中京競馬場で開催されていることだ。

これはけっこう大きなポイントであり、レースの傾向はまったく変わってくる。
コーナーがきつく癖のある京都競馬場から左回りで坂のキツい中京への変更は180度違うといってもいいだろう。また中京競馬場の芝コースは特殊と言われており、時計がかかると思えば急に速い時計が出ることもある。
今でも腑に落ちないのはビッグアーサーが勝った2018の高松宮記念当日の馬場、前週まで時計がかかる馬場だったのがいきなりレコード連発の馬場になったこと。あれは何だったんだろうな。
というわけで関西は例年のレース傾向は参考にならない。


ちなみに京都競馬場の改修工事は4年にわたるビッグプロジェクトだそうで2023年3月まで2年半、競馬開催がない。
コースに大きな変更はないそうであるが、4コーナーのイン強襲を早く見たいものである。

さて、今週、中山は京成杯である。

ワシのもっとも得意とするレースである。

2008年、マイネルチャールズが勝った年、2着に来た12番人気ベンチャーナインを◎→○で的中させ、馬単、3連単でガッポリ稼がせてもらった。

ベンチャーナインは父エイシンサンディ、ジョッキーは武士沢と地味で人気の盲点になっていたことを見抜いた渾身の的中だった。

京成杯はキャリアが浅い3歳馬というのが大きなポイントで、新馬戦や未勝利戦を勝ったばかりという馬も多く、まさに玉石混淆のレースなのだ。

ワシは過去のレースビデオから馬の実力や特性を調べるタイプなので、「玉」を選別するのができ、京成杯が得意レースなのだ。

今年は特に混戦。
帯封がほら、すぐそこにある。

京成杯予想

出走馬すべて1勝馬。
しかも12頭中、9頭が前走新馬戦、未勝利戦で初勝利を挙げた馬。
実力の比較など全くできない組み合わせ。
何を羅針盤に予想すればいいのか。
そうです、正解は前走のレースぶりです。

また、将来的なオープン馬もいれば500万条件すら勝てない馬がいるのであるが、調教師や厩舎スタッフは潜在能力や将来性をある程度掴んでいるはず。であればこのレースに臨む過程でしっかり調教をしてきたか、どんなジョッキーを配したかが隠れたメッセージだ。

◎12 ディクテイター
前走阪神2000mを外からねじ伏せるレースぶり。
ゴール前内にモタれて減速したが真っ直ぐ走ればもっと突き抜けてたであろう。ジョッキーは引き続き今や関西のトップジョッキー北村友一。藤原英厩舎がわざわざ関東に遠征するのは勝負だからだろう。父ルーラーシップ、母はアンブロワーズ。母の母はフサイチコンコルドを産んだバレークイーン(父サドラーズウェルズ)。タフな中山コースがピッタリのイメージ。
自信の本命。

○10 プラチナトレジャー
前走東スポ杯4着。このメンバーで実績上位と言っていいだろう。
未勝利戦を勝ったレースが印象的。残り200mではまだ後方。そこから一気に突き抜けた。あまり見られるレースでは無い。
前走の東スポ杯も直線モタモタしながらゴール前でひと伸び。混戦になれば強い。

▲7 エイカイファントム
前走500万条件で7着だが勝ち馬とそんなに差がない(0.3差)。スタートしてメチャクチャ首をあげて引っかかっていた内容からスムーズに走れればチャンスある。
未勝利戦も単勝万馬券で勝った馬。ジョッキーもわざわざ関西から岩田望を呼ぶことから陣営は期待しているはず。
何より持ちタイムは圧倒的ナンバーワン。

買い目

単勝 12
三連複2頭軸 10-12 1、6、7
三連単 12→10、7→10、7

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