見出し画像

エプソムカップ

ダービー、安田記念が終わった後、開催される名物レース。
谷間のG3ではあるが春の東京競馬場のラストウィークでもあり個人的には大好きなレース。

エプソムカップ思い出の馬は「ジョウテンブレーヴ」。相沢厩舎、主戦は蛯名正義。2000年のクラシックを完走した、いかにも「あの頃」の匂いがする馬である。勝つ時の鮮やかさと豪快さの一方で、あっさり負けてしまうもどかしさ。こんなもんじゃない、と思わせてくれるからクラシックで毎回穴人気になっていた印象。

ちなみに同世代のダービー馬はアグネスフライト。エアシャカールとの競り合いの末、鼻差で河内洋にダービーをプレゼントしたダービー史にも語り継がれる一戦だ。

実況の「河内の夢か、豊の意地か」は河内と武豊の師弟関係が背景にある名セリフ。

でもエアシャカールもアグネスフライトも古馬になってから全然勝てなくなってしまって世代レベルが疑問視されていたことも覚えている。

そんな世代の名脇役だったジョウテンブレーヴは、菊花賞の後、古馬相手の京阪杯(当時は11月1800m)をO.ペリエで快勝すると5歳(現4歳)になって本格化。中山記念で2着の後、蛯名正義に手綱を戻したマイラーズカップで圧勝。安田記念で3番人気になるが13着に惨敗。その後約1年にわたり惨敗続きとなってしまう。
そして迎えた2002年のエプソムカップ。蛯名正義が後方から進め外から徐々に進出、直線で豪脚爆発。2着エアスマップにに2馬身半をつける圧勝だった。この時の強さは、メジロライアンの弥生賞を思い出す豪快さだった。キレるとか弾けるとか、そういう表現では無くて、もっと豪快な、破壊的な末脚だった。

この反動か、その後脚部不安を発症。1年以上の休養を経て復帰し10戦以上出走したが1度も馬券になることなく引退した。

父ダンシングブレーヴの才能を最も受け継いでいたのはジョウテンブレーヴだったかもしれない。今振り返るとそう思えるエプソムカップの強さだった。

あれから18年。当時彼女にフラれたばかりの大学生だった私ももう39歳。ジョウテンブレーヴに想いを馳せながら今年もエプソムカップを迎えたい。

<エプソムカップ予想>
◎ 7 サラキア
○ 6 ダイワキャグニー
▲ 1 ソーグリッタリング
☆ 9 エメラルファイト

東京1800mは基本的に先行馬有利のコース体系。雨が降って追い込みづらい馬場になればなるほどその傾向が強くなる。今年は重馬場が予想されている。ペースもおそらくスローに近いミドルペースだろう。好位から抜け出せる馬を中心に据えたい。

エメラルファイトはジョウテンブレーヴと同じ相沢厩舎。ここに照準。
サラキアは実力発揮すれば圧勝できる才能。石橋ジョッキーもプラス。ダイワキャグニーは東京1800m毎日王冠の好走歴。斤量が56kgになるのが大きなプラス。ソーグリッタリングは前走メイS、負けたのは展開のアヤ。一番強い競馬をしている。1枠1番の好枠を引いた運もある。

レイエンダは昨年の勝ち馬だが昨年より斤量が+1kg&外枠で不安材料が大きい。前走のダービー卿は最高に乗って離された3着。信頼は置けない。ピースワンパラディはいきなりG3で勝ち負けできるインパクトはない。サトノアーサーは一昨年の勝ち馬。斤量が減るのはプラス材料だが、最近はどうもジリ脚になってしまっている。抑えまでだろう。

7→1,6,9
三連単一頭軸マルチ

1→6→7→4759.7
1→7→6→4164.7
1→7→9→5553
1→9→7→11106.1
6→1→7→5879.7
6→7→1→3844.4
6→7→9→33318.3
6→9→7→24988.7
7→1→6→5879.7
7→1→9→11106.1
7→6→1→5879.7
7→6→9→19991
7→9→1→16659.1
7→9→6→33318.3
9→1→7→16659.1
9→6→7→16659.1
9→7→1→16659.1
9→7→6→49977.5

(6/13 11:00 時点)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?