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マーメイドS

創設から10年はエアグルーヴと娘のアドマイヤグルーヴが勝ち馬に名を連ねる牝馬の王道レースだった。勝ち馬はその他にもダイワエルシエーロやエリモエクセル、ローズバドなどオークス馬や牝馬王道戦線で活躍した名前が目立つ。

1996年の第一回の勝ち馬は「シャイニンレーサー」。父ノーザンテースト、母ミルレーサー、そうあのフジキセキの姉である。デビューから期待されていたがノーザンテーストのイメージそのまま歯痒いレースを続けクラシック戦線には乗れず、本格化したのは古馬になってからだった。

古馬になって900万、1500万以下を3連勝。しかしオープンクラスに入ると足踏みが続く。そんな中で迎えた創設されたばかりのマーメイドS。マジックキスの掛かり気味の逃げの展開で後方待機。3コーナーから徐々に進出し、ジリジリを詰めて迫ってきたゴールデンジャックを退けてトップでゴール。派手さは全く無かったがいかにもシャイニンレーサーって感じ勝ち方だなぁと思っていた。
シャイニンレーサーの子ども、シャイニンルビーは特に好きな馬だった。藤澤ブランド&岡部ジョッキーで人気バツグン、桜花賞とオークスで1番人気に推された馬。スタンド前発送の秋華賞でパニックになり18着になったことから、馬優先主義、岡部ジョッキーが「ファンファーレのバカ騒ぎはやめさせなきゃいけないんだ!」とお怒りだったことが忘れられない。

シャイニンルビーはマーメイドSに出走しなかったが出走していればエアグルーヴ、アドマイヤグルーヴみたいに親子制覇が見れたかもしれない。

マーメイドSは2006年の第11回からハンデ戦になり、出走馬も大きく変わり、荒れるレースとなったが多くの名牝が活躍した記憶は語り継ぎたい。

〈マーメイドS予想〉
◎ 13 サマーセント
◯ 2 サトノワルキューレ
▲ 9 サラス
☆ 16 レイホーロマンス

先行馬がそろい、ハイペース必至。基本的には差し馬を狙いたい。
サマーセントはハンデ50㎏が魅力。軽量馬にとって重馬場も有利。先行馬を先に行かせて好位から抜け出せる。
サトノワルキューレはフローラSを勝ちオークスでも人気した馬。成績が上がらないが強敵にぶつけ続けてきたからもある。牝馬同士、52㎏なら大きなチャンスだ!
サラスは昨年の勝ち馬、前走を叩いて上昇してるはず。連覇もあるか。
レイホーロマンスは牝馬重賞で軽ハンデで接戦つづき。今回は展開が向く。

単勝

三連複BOX
②⑨⑬⑯

三連単
②⑨⑬
②⑨⑯

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