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朝日フューチュリティS
いよいよ今年も残り10日となった。来週はクリスマスが終わったら、競馬の締めくくり有馬記念だ。有馬記念へ向けて、年末への盛り上がる日本競馬の醍醐味である。
さて、今週は有馬記念への盛り上がりの一翼を担う、朝日フューチュリティS。
以前は中山競馬場の1600mで開催されていたが、2014年から阪神競馬場1600mで開催されるようになった。
よく小回りの中山競馬場より広い阪神競馬場の方が実力が素直に反映される、との話があるが、これは嘘だと思っている。
そもそも実力とはなんぞや、調教でいくら速いタイムで走ったとしても、コーナリングや駆け引き、ペースなどの多くの要素によって、レースで良い結果を出すことを求めている競走である。
事実、阪神競馬場に舞台を移してからの6回の方が、3連単の払い戻し平均が高い。1回を除いて、残りの5回は単勝60倍以上の人気薄が3着以内に入っている。昨年の3着馬グランレイは14番人気、単勝229倍だった。その他もクリノガウディー、ボンセルヴィーソ、シャドウアプローチ、アルマワイオリが単勝60倍〜90倍で2着、3着に入っている。
上記の馬たちの名前を聞いて、その後、今でもそこそこ重賞で活躍しているのに朝日杯の時点ではそんなに評価が低かったんだ・・・と思うだろう。
まだ評価の定まっていない、キャリア2戦〜4戦の馬が人気になる2歳G1だからこのような結果になるのである。
また、ジョッキーの偏りも大きな要素だ。
上記の人気薄の馬たちのジョッキーは、池添、藤岡佑、松山、中谷、勝浦である。
近年、外国人ジョッキーに続々と優秀な馬が集まる現状があり、人気がそちらに集まりやすいのも荒れる要因の一つだろう。
ちなみに今年の出走馬の中で朝日杯に一番強いジョッキーは誰か。
過去10年間、6回の騎乗機会で4勝、勝率66%。
ルメールは7回の騎乗で0勝、3着1回(タワーオブロンドン)。
武豊は8回の騎乗で0勝、2着2回。
ここに大きなヒントが隠されている。
<朝日杯フューチュリティS 予想>
◎ ??????
阪神1600mは追い込みが利くコース。今年は人気馬に先行脚質が多く、さらに好位を取りたい馬も多い状況からハイペース必死。
2014年にダノンプラチナが勝ったような展開が予想される。
今年のメンバーで鋭い末脚を持つのはこの馬である。前走も外を回りながらゴール前の末脚は一番だった。
ここは大勝負!
〇4 ショックアクション
前走の新潟2歳ステークスは素質馬が集まったハイレベルな1戦だった。そこを王道の競馬で2着に0.3秒差の圧勝。
新潟2歳Sの勝ち馬は朝日杯で苦戦する印象があるが、この馬は父父ガリレオの欧州血統からもパワータイプだと思う。阪神1600mでこそ本領発揮である。戸崎圭太ジョッキーはチャンピオンズCで久しぶりにG1を勝利し波に乗っている。調教も坂路でラスト1ハロン11.8で最高の動き。休み明けだが調子に不安はないように思える。
▲15 ロードマックス
言わずもがな阪神1600mに一番好成績を残している種牡馬はディープインパクト。今回ディープインパクト産駒はレッドベルオーブとロードマックスだけ。一番人気のレッドベルオーブが早めに動かざるを得ないのに対して、こちらは追い込みに専念できる。
前走も最後の末脚はモントライゼを完全に捉える勢いだった。
その他、5ドゥラモンド、8レッドベルオーブは抑えたい。
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