毎日王冠＆京都大賞典

関東から関西に大雨をもたらした台風１４号は予想外の軌道を描き、南の海へ進んでいった。多くの台風は北へ進路を取って消えていくから、関東から南へ消えていく台風は滅多に見ることは出来ない。
世界中のスーパーコンピューターが何千、何万というシミュレーションから予測する台風進路の中で、今回の台風１４号の進路を当てたものが「一つだけ」あったという。
誰かが「馬券だったら特大万馬券、数千万クラスの大穴だ」とコメントしていたが、今週はすでに４００万馬券が２本出ている。
大荒れが約束された開催のメインレースは堅く収まるはずもない。

穴狙いの出番だ！！

＜毎日王冠　予想＆買い目＞

東京競馬場、秋の開幕週のため高速決着になり、スピードが求められる。
過去、活躍している＆穴をあけているのは３歳馬が多い。
あのジャスタウエイも１２番人気で２着だった。

となるとサリオスが人気になるのはわかるが、この馬コントレイルに２連敗。その他３走は勝っているが、きわどい勝利も多い。また戦ってきた相手も３歳馬の一線級かというというと疑問符もつく。
初めての古馬との対決ということもあり、今回は見送りが正解だろう。

東京１８００ｍは逃げ馬が強いことで有名なレース。大逃げから穴をあけるケースを何度も見てきた。
逃げ馬を積極的に狙い撃つ。

◎１　コントラチェック
このメンバーではテンのスピードが違う。
ゲートさえ普通に出れば２馬身はリード。ジョッキーが気分良くいかせさえすれば直線向くころにはセーフティリードの恩恵もある。
丸山元気とのコンビは３歳のフラワーカップで逃げて圧勝がある。
牝馬だからとはいえ斤量５４キロは【4.1.1.0】。
正直、今回はかなり期待できると思う。

○１１　カイザーメランジェ
スプリンターズＳを惜しくも除外になり、こちらへ出走。
１年の休み明けだが、１２００ｍよりは１８００ｍの方が良い気がする。
この馬のハイライトは２０１９年１月のサンライズＳの圧勝劇。あの頃から秘められたスピード能力はかなりのものがあると確信している。その後函館ＳＳを勝利。
今回、気分良く番手追走できれば大穴をあける。

▲３　アイスストーム
５月のメイＳを直線一気で勝利した馬。そこから２走負けただけで評価急落だが、東京１８００ｍに限れば【2.1.0.1】（連を外したのは道悪のエプソムＣのみ）。同じ重馬場といっても春の最終週の東京と、秋の開幕週の東京では全く違う。

その他、３歳有利なので８サトノインプレッサ、９サリオスは押さえたい。

○買い目
馬連　１流し　３、８、９、１１
三連複　１流し　３，８，９，１１
三連単　フォーメーション　１－３，１１－３，８，９，１１

＜京都大賞典　予想＆買い目＞

古くはメジロマックイーン、スーパークリークなど長距離砲の秋の指導レースで堅いレースだったが、最近は荒れるレースの代表格。
昨年は１８０万馬券、２０１３年は３６０万馬券。
まさか、という馬が１着に来るのが特徴だ。
実績がポイントでヒットザターゲット、ドレッドノートという立役者を見ると過去に重賞勝ちがあった。
実績馬の復活を狙い撃ちだ。

◎10 アルバート
９歳馬、10ヵ月ぶりのレースということで評価は下がっているが実績は最上位。昨年よりも調子が良いというコメントもあながち嘘ではなさそうだ。
ジョッキーは岩田康誠！
いかにも、の雰囲気はある。

◯14 アイスバブル
春の目黒記念を２着。人気になっている１６よりも重い斤量を背負っての内容は価値がある。前走はブリンカーが裏目に出ただけ。

▲5 ノーブルマーズ
基本、安定感はなく人気にならない馬。
前走のオープンで惨敗したことにより今回は特に人気なし。
しかし、今回は得意な京都２４００で先行できそうな顔ぶれ。

その他、3、4、6は押さえたい。

三連複BOX３、４、５、6、10、14
三連単一頭軸　10→5、6、14