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アリババでの購入時の運送会社選択の注意事項

馬さんが創設したアリババは中国の会社。日本の10倍以上の人口の中国でも優秀な頭脳なのは彼の前頭葉の異常な突出からも分かる。

三木谷の楽天市場や孫のヤフーとは比較にならない優れたシステムで世界一とも言える通販会社だ。アマゾンは自社仕入や自社配送そして各国に会社を創設するシステムなので全く違う通販システムだ。

楽天市場を利用するくらいならアリババの方が安全度や安心度は比較にならないほどずば抜けている。

ただ、アリババの利用で注意しなければならないのは、発送国を選択できるものの、日本人は中国発送が一番安い。

一番注意しなければならないのは税関で消費税の納付が免除される1万円未満にするテクニックだ。安いからと言って個数を多くすると1万円を超えてしまうことがある。その途端に消費税の納税義務が発生する。

税関が会計検査院から指摘されたのだろう『送料を記載していないインボイスには送料を記載するよう通関手続きで指導する』での対応で杜撰な通関手続きをする運送会社にどうするかの問題だ。代行する運送会社は『通常の運送費用ならいくらだ』と仮想の送料を記載するので、ギリギリ1万円近い購入だと架空の送料のために1万円を超えることがある。

1)EMSの場合
日本郵便が国内配達を受け持つが、いままでは架空の送料を税関に対して記載しなかったため、税関自身が私に直接郵送で問合せをしていただき、アリババの画面を印刷しFAXで送ることで消費税の免除で通っていた。しかし、修善寺郵便局では架空の送料を推測して通常ならこの金額と回答したのだろう、消費税の支払い納付書が添付されており、あたかも着払いのように納付しなければ荷物を受け取れない状態になった。困ったものだが、税関と話し合い、従来どおり正しい送料込みの価格をFAXで送ることで再審査していただけることになった。

2)FedExの場合
ここが一番酷いので絶対に利用しないようアリババの発送方法で確認しなければならない。FedExは通関手続きを勝手に行い納税と高い手数料を支払ってしまう。荷物は佐川運輸などが持ってくるがそのときは配達だけで支払いはない。そして1週間後くらいに請求書が突然FedExから届くことになる。一旦納付した税金を間違いだと還付させるには大変な手続きを税関まで交通費を払って時間をかけないといけない。それをFedExが悪いのだからと還付手続きをさせる目の玉が飛ぶような代行手数料をFedExに支払わなければならない。私はFedExに通関手続きを依頼していないので請求書そのものは商法上も無効だと抗議をしている。依頼もしていないのに請求書だけを送ってくるのは詐欺同然だ。発送を依頼した発送主に請求書を送るのが世界の常識。酷い例では発送主が金額記載の際に香港ドルをUSドルとして記入したため10倍の金額になったことがあり、その記載ミスの費用は私が支払う義務のあるものでないので荷主に請求を回すべきだと言っても聞き流すだけ。この会社は最悪のコンプライアンス無き会社だし社員達だ。

3)DHLの場合
ヤマト運輸が代行するが納付書付きのいわゆる着払いシステムを採用している。受取拒否をしてヤマト運輸には帰ってもらい、箱に添付された通知書や書類をコピーし、DHLに問い合わせると、FedExの社員とは大違いのコンプライアンスに基づき正しい手続きをするのか、架空の送料を追加しないものとして無料で再配達していただける。普通に話しが通じるので幸せになる。

(結論)
アリババの本社は中国にあり、中国から荷物を発送するいわゆる海外発送OKの通販会社で、利用者にとってはあたかも国内の通販会社を利用しているかのように見えるが、消費税の免税を受けるためには、それなりの対応と知識が必要となる。