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蝮珈琲DIY804:OリングセットマグニフィカEAM/ESAMスチームダイヤル用

スチームノズルからの水漏れの原因は、スチームダイヤル軸のOリングの不具合です。交換方法に下記の注意をする必要があります。

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1)必要な部品は、このOリング[P]2個、[Q]1個、別途販売している[A]1個『蝮珈琲DIY802:Oリング[A]10個マグニフィカシリコンハードチューブ用』、食品機械用グリース『蝮珈琲DIY847:マグニフィカ等食品機械用グリース25グラム』

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2)道具はプラスドライバー、薄いマイナスドライバー、千枚通し

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3)ダイヤル軸の抜き出しで爪を折らないこと(8枚目の写真参照)

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4)ダイヤル軸の挿入角度を間違えないこと(軸の回転でマイクロスイッチにタッチすように挿入)

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・スチームへの注入口のハードシリコーンチューブの抜き出しと挿入は『ハードシリコーンチューブの安全な挿入方法』をGoogle君で検索してください。


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・私は抜き出し法でしたが押し込み法もあるようで動画でそれも紹介しています。『スチームノズルからの液垂れ修理』をGoogle君に検索させてください。


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・割と初心者向けに紹介した私の記事も参考にしてください。『スチームノズルからの液漏れ対策』をGoogle君に尋ねてください。


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ただ、10年を越したマシンなど場合には爪部分のプラスチックが変性しているためか、爪は折れないが、甘くなってしまうことがあります。つまり、マシン分解時にダイヤル軸も若干抜けることがありますが実用上は問題はりません。

つまり、1分間に数滴のノズルからの液垂れが気になってしかたがない方はともかく大量じゃなければ我慢するのも一つの考え方です。

なお、食品工業用グリースはDIYユーザーには必携ですのでアマゾンなどで購入してください。私もボランティア価格で販売しています。

販売品は[P]2個は錆色、[Q]1個は黒色のOリングにしています。その理由はし私の修理成功の組み合わせだったからです。デロンギ社の出荷時の7枚目の写真と同様に[P]2個は黒色、[Q]1個は錆色のOリングの方がいい方は、購入後にカラーリング変更希望と連絡してください。