2/13ホグホグワツワツ
2/11にとうとうsteamでも発売になったホグワーツレガシー。
2021年発売予定でしたが延期に延期を重ねてようやくプレイです。
まだまだメインクエストや収集品もあるけれど、とりあえず10時間くらいプレイしてのレビューを書きます。まだ全然進んでないけど。
●主人公
出自は詳しく書かれない、来歴はプレイヤーに任せますってスタイルいいですね。
ボイス選べるんだ~と思ったらピッチを変えるだけかい!いじるとロボみたいになるのでデフォルトにしました。髪型は男女兼用なのかな?あんまり見なかったけど、今風な髪型は無い。特に女子は古き良き髪型って感じでした。髪型や色とかは村の床屋で変えられるのでちょこちょこ気分に合わせて変えてます。
この主人公…怖すぎ!
なんとホグワーツの5年生でありながら、悪い小鬼や悪い人間は殺せます。
それも魔法で爆散させたり、叩きつけたり、小さくして踏みつぶしたり、鶏に変えたり結構えぐい。
死んでないのかな?と思ったけど敵NPCに「よくも仲間も殺したな!」って言われるので殺してるっぽい。
◆びっくりした主人公の凶行一覧(一部)
・時間経過の為ならどこにでも寝る。(廊下、路上など)
・悪い小鬼を皆殺しにして「全部ランロク(敵の親玉)のせいだからね!!」と怒鳴る。
・屋台の商品であろうリンゴやパブの飲み物やナッツを勝手に飲み食いする。
・ゾンコの店で万引きして叱られている生徒を尻目に、民家に押し入り金や服などを盗む。
・密猟者をテクニカルに殺しながら「これで課題は終わったね」などと言う。
・棺から骨をひきずりだして階段にする。
●オープンワールド
もう最高。こんなに美しいんだな~って感じ、歩いてるだけで楽しいし見とれてしまう。
ただ城の中はめちゃくちゃ迷うので煙突飛行できるのは助かる。いちいちマップを開かなきゃなのがちょっとめんどい。
映画で出てきたところはもちろん、トイレや倉庫に至る隅々まで歩き回れるのがすごく良かった。絵画は動くし鎧は喧嘩してるし、ゴーストもウロウロしてる。でかい骨が飾ってあって魔法でぶっ壊しちゃったけど魔法でちゃんと直せました。
ホグワーツ外もホグズミードやゲームオリジナルの村々、遺跡や洞窟などすごく広くてまだ全然回り切れてないです。
探索し甲斐があって楽しみだ。スタミナの概念がないんでずーっと走らせてたんですが、箒を手に入れたのでビュンビュン飛び回れて気持ちがいいです。ヒッポグリフにも乗れるそうなので早く乗り回したいな~。
●戦闘
これがまたかっこいいんだわ…。振り向きざまにバシュッ!と攻撃したり、プロテゴ(バリア)をうまく張るとステューピファイ(麻痺)のカウンターをお見舞い出来たり、敵の武器を取り上げてぶつけたり、その辺の物をぶつけたり、剣や銃ではない魔法使いの戦い~って感じが新鮮。クールタイムはあるけど、MPが切れるという事はないのでそこも気持ちいい。
ただ主人公強すぎ感がすごいのでお前本当に5年生?ってなる。服装によっては完全にウィッチャー。まだ覚えてないんですけど例の禁呪もバンバン使えるようになるので楽しみです!
●総評
オープンワールドとしては最高。丁寧に世界観が再現されていて、
魔法の世界に入りこんでるという感じが素晴らしかった。
戦闘も難しくなく直感的に戦えるのが良かった。
日本語UIはちょっと、まあ仕方あるまいとかあるけど良かった。
点数をつけるなら90点。
◆ここからは-10点分のこと。
ただ学園生活という点でもうすこし没入感が欲しかった…!
やっぱりどうしても主人公すごい浮いてる、無視されてる?見えてないの?って感じ。
学校の作りはすばらしいんだけど、もっとインタラクトできるものがあると良かった。
例えば図書館だと、本はたくさんあるけど読むことはできないし、机や椅子に座ることもできない。
他のNPCの生徒は本を読んだり宿題をしたり居眠りをしていたり、
私がやりたかったのってそういうことだったんだなと歯がゆい思いをする。
ホグズミード村のお店も、ゾンコのいたずら専門店やハニーデュークスなどは実際に買ったりは出来ないぽい?
ハウジング要素もあるけれど、やっぱり椅子には座れない。
まだ家具は全然集まってないけど並べて楽しむだけって感じなのかな?
お菓子を食べたり、ナッツを食べたり、お茶を飲んだりできるのはすごくおお!って感動した。特にお茶を飲むのはイギリスらしくてかわいい。見かける度に飲んでる。
自分から他人へのアクションでおもしろかったゲームはフェイブルシリーズや、ウォッチドッグス2、BULLYとか。
フェイブルは、様々なアクションをどこでもできて、歌を歌ったり、ふざけた行動、かっこいい行動とか色々できる。
その振る舞いによってその辺の人々がリアクションをしてくれるのだけど、
例えばバカなことをしていると子供からの受けはいいが、奥さん方からは白い目で見られる…とか人の好みによって好感度が変化する。
ウォッチドッグス2ではエモートが色々あって、侮辱するようなエモートをするとNPCに怒られたり喧嘩になったりする。
BULLYでは十字キーの上で挨拶、下で挑発なんかができてNPCともコミュニケーションが取れておもしろかった。
ホグワーツレガシーではそういったコミュニケーション要素がイベント以外で全くないのでそれがぼっち学生生活に拍車をかける要因なのかもしれない。
図書室で火を放とうがその辺の物をぶっ壊そうがみんなしら~っとしてるので切ない。禁じられた森に行こうが夜中に校外校内を駆け回っていようが(一部のイベント時を除いて)怒られることはない。
転入生だからなのか…?甘やかされているのか、見放されているのか。
校内ではたまに親から吠えメールで叱られてたり、ランダムイベントで先生に追っかけられてたりそういう学生が居てすごく羨ましく思う。主人公がなんかやらかすと副校長から吠えメールが届くとかあったらいいのになあ。
アロホモラを覚えてからは村に行って鍵のかかった家をこじ開けては金品を強奪していくのでほぼ盗賊。
もう一つ致命的に残念なのはフォトモードがないこと。
こんなに壮大で美しく完璧なオープンワールドなのに写真が撮れないのはもったいなさすぎる。
フォトポーズやエモートは絶対あった方がいい。
今までやったゲームでフォトモードが一番使いやすいのはFallout76。
76のフォトモードを触ってから他のゲームのフォトモードを使うとあまりの使いづらさに驚く。
あとこれは不満だ~!と思ったのは装備品が全然持てないこと!
ダンジョン的な所で装備をいっぱい拾うけどもうずっとかつかつで泣く泣く廃棄したりした。
物を売れる場所が圧倒的に偏っているので、(ホグワーツ内ではない)この辺どうにかして欲しい…。
一応マーリンの試練とやらをこなせば空き容量を増やせるらしいけど、ある程度魔法を覚えてないと試練を突破できないので序盤は本当にかつかつ。あと装備はガンガン売ったり捨てたりしていいのも序盤は分からないのでかつかつしがち。
装備画面も左に手、顔、帽子。右に首、アウター、インナーの順に並んでるんだけどこれもちょっとわかりづらかった。
一応装備は手に入れた物は捨てても外観として選べるのだけど、新しい装備をセットする度にセッティングしないといけないのでこれもコーデを登録するとかサイバーパンク2077みたいな機能が欲しすぎる。
ショートヘアだと帽子がすべからくダサくなるので注意。
●最後に
ホグワーツレガシーは最高の魔法世界体験ができるまったく新しいゲームだなと感じました。
今回はホグワーツの根幹にある壮大な物語があったので、上記であげた細々した自由度はなかったのかなと思います。
もし次回作が出るとしたら、魔法世界における一般的な学生生活を送ってみたい。壮大な冒険というよりも
魔法世界の日常にどっぷり頭まで浸かれるようなのがあってもいいなあ。
やっぱBULLYが一番近いかな。
今後DLCとかあるかもしれないし、それまではホグワーツを隅々まで探索しておこうと思います。
あと寮によって若干イベントルートも変化してるぽいので残り3寮分やらなくちゃだ!
時間足りねーッ。
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