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「書く」ことの根源。あなたはなんのために書きますか?

この記事のここだけは読んでほしい。

この記事は「書く」ことに迷いやブレが生じたときに読んでほしい。
自分はなんのために書くのか、
なぜ文章が好きだったのかをこの記事を読んで思い出してほしい。

結論から言うと、「自分のため」に文章を書こう
未来の自分が記事を読んだときに、何を考えていたのかがわかるように。
今、自分がどこにも出せない思いをぶちまけるために。
あわよくば、自分の書いた文章がどこかの誰かの助けになること祈って。

なんで「書く」ことに迷いが生じている?

ぶっちゃけた話、お金欲しいです。
いや、ほんと真面目に。
生きていく上でお金って必要ですよね。
家族を幸せにしたいし、自分の趣味にお金使いたいし、
家族と過ごす時間や自分の時間を過ごすためにはそもそも莫大なお金を手に入れて、働かずに暮らせるようになったら最高では?

じゃあどうやってお金を手に入れるか、と言う手段の一つに文章を「書く」が出てきます。
ブログで年収〇〇万円!」「ライターとして働く!
みたいな本や記事の多いこと多いこと。

こんなに情報が出ているのであれば自分にもできるのではないか?
文章を好きなタイミングで書いて、暮らしが豊かになったり時間を好きに使えたりするのであれば幸せなことじゃない?

こんな感じに考えちゃいますよね。
つまり
「書く」こと=お金を稼ぐ手段
と言う訳です。
きっと想像するに、
ブログで稼ぐならたくさん読者に読んでもらえるようになって、アフィリエイトや、商品紹介、または自分の商品の販売で稼ぐんでしょうね。
ライターであれば案件に募集して、要件を満たす文章を頑張って書いてお金をいただくんでしょうね。
そのうち「書く」作業をアウトソーシングしたり、AIを使ったりして効率的にしていくんだろうなぁ……

あれ、これって、つまるところ「書く」はどうでもよくて、
お金さえ稼げればいい、ということ?
じゃあ、「書く」ことは目的ではない?
自分の湧き上がる「書きたい」と言う思いは何からきているのか?

そもそも文章が好きだったのはなんで?

小説を読むのが好きだったんですよね。
自分が想像もしたことがない世界が広がっていて、
その世界や物語に自分はいないけど、体験した気になれて。
推理小説ばっかり読んでたんで、すぐに人が死んでスパッと解決して、って感じだったんですけど、そのおかげで物事を順を追って考えられるようになったなぁ。
現実逃避とは違うんだけど、物語の世界の疑似体験をしていました。
小説に書いてある文章にアッと驚かされたし、泣きそうになったし、スカッとしたし……
漫画や動画だと作者の伝えたいことがよりダイレクトに伝わってくる。
だけど小説は逆に、読者が想像で補う部分が多い。
自分で想像する分いろんな遊びのような、余裕のものがあったなぁ。
その文章を読んで、頭の中で映像化する、と言う行為も好きだった。

小説以外でも文章を読むことで自分の知らないことを知れるのは楽しかった。
わからないことがわかるようになったり、困っていることが解決したり。

つまるところ、自分が文章好きな理由って、

  • 物語や文章に対して感情が動かされる

  • 知的好奇心が満たされる

  • 助けられる

と言うことだったんだろうな。

なんで書こうと思った?

  • 面白い!って思った小説を自分でも書きたい!

  • 自分の書いた文章で感動してほしい!

  • 自分の書いた文章が誰かの助けになってほしい!

小学生の頃はそう思っていたなぁ。
今ではそれにプラスして、

  • このコンテンツ面白い!これを知ってほしい!

  • どこに吐き出すでもない自分の考えをぶちまけたいな

  • 理解したことのアウトプットをしたい

かな。

だからこそ文章を書いてお金を稼ぐと言うことにいまいちピンときていなかったのか。
いやね、誰かを感動させたり誰かの困りごとを解決できたりする文章が書ければそりゃあお金につながりますとも。
でもそんなレベルの高いことができないのよ、私には。
一発目にお金がちらついているようじゃ自分の好きに文章が書けないし、お金のためだと「書く」ことに対してもやっとブレちゃう時期が来ちゃうんじゃないかな。

そもそも文章を書くことに慣れていないんだから、まずは書けるようになるべきでは?
自分の好きなように、自分のために文章を書いてみて、
それが何かにつながる形になれば御の字って感覚でいるべきでは?

なんのために「書く」のか。

ここまで考えると、やっぱりまずは
自分のために書く
これに尽きるのかな。
未来の自分に向けて、その瞬間に思ったこと、理解したことを伝えるために。
いつか感動させる文章の練習として。
そしてちょこっと、誰かの助けになればいいな、と思いながら。
自分のために文章を書くんだから、他人の目は基本気にすんなよ!

もちろん誰かを助けるために文章を書きたいですが、それはもうちょっと未来の話かな。
今自分のために文章をしっかり書けるようになって、その先で誰かの困りごとを解決できるようになたらいいな。

「書く」行為の未来について

最近AIが出てきてますね。
どうやら文章を書いてくれるみたいですよ。
プログラミングとかもできるらしい。
素人が文章でAIと戦って勝てるのかしら。
下手な物書きはいらなくなるんじゃないかな?

「書く」ことはAIが全部やってくれるから、人間はわざわざ文章を書かなるなるのかな。
つまりは、自分で「書く」ことは不便な時代になったりして。

不便なことをわざわざやる理由って、その行為が好きだからだと思うんですよね。
まあ、必要に駆られてやらなければいけない場合もありますが。
基本的には好きだからだと思っています。
そう考えると、「書く」ということはますます趣味の領域に入っていくんじゃないかなぁ。

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