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2021-11-20から2021-11-22

ばたばたしていてまたあいてしまった。簡単に日記形式にする。
あとから加筆や編集をするかもしれない。

2021-11-20のこと

夕方から友人2名と沼袋のいきつけ焼きとん屋さんで待ち合わせをして、同居人含めて4人で飲んだ。友人のうちの1名にはまだ婚約の報告をしていなかったので報告をしつつも、久々の再会ということもあり最近の話や趣味の話などなどとりとめない話題で盛り上がった。やきとんは相変わらずとっても美味しかった。練馬に場所をうつしてはしご酒。フィリピン人が仕切っているいつもの焼きとん屋さんで煮込みを。安定して美味しかった。先日母がきたときに店員さんと盛り上がったこともあり私のことを認知されていてちょっと恥ずかしかったりもしたが、友人たちにタガログ語での挨拶を教えて盛り上がるなどした。
そしてさらに江古田に場所をうつし都内唯一のコンパへ。もうこの周辺に済んで7年とか経つのに畏れ多くて(あと機会に恵まれず)未踏の地だったので、唯一4人の中でコンパに行ったことがある友人の背中に隠れながら入店。いやーーーーーーーーーーー噂には聞いていたけれどドープな場所だった。この時代にこんなことあるー????ってくらいのあっっっっっっけすけなシモネタで絡んでくる名物のおばさまのバーテンさん。いまどき中学生でもそんなん言わんわって感じのオーディエンスとのド下ネタの応酬。だいぶお酒が入ってきた状態で行ってよかった…と心から思った。酒は超本格のカクテルでしっかり度数があった。店内の客層は、若人の応酬をほほえみながらみているおじさまと、もっぱら大学生だったかなあ。活気があって非常によろしく、バーテンさんは江古田の夜百戦錬磨ゆえド下ネタで店の温度を下げないようにしつつも客との距離を一応はかっているなあって感じだった。出る頃にはまあまあへべれけになっていたのだけれど、最後に1軒だけ江古田の中でいつもの終点にしているバーに行き、クリスマスビールを飲み今夜は終了。(久々の訪問がこんな形だったもんで、近いうちにまたちゃんと行かなくては)16時から23時くらいまではしごして1万円でちょっとおつりがくるかなという、下町の夜だった。思いがけずバチェラーパーティとなった。同居人は屍になっていたけれど、私はばっちり寝支度したあと25:30からのワールドトリガーをリアタイ視聴して、たしかなまんぞくだった。

2021-11-21のこと

前日がすっかり深酒だったのと疲れていたので、夕方まで寝たり起きたりとぐだぐだする独身最後の日。
というのも先日18日、22日に提出予定の婚姻届内容確認を事前にしてもらおうと区役所に行ったところ、「いい夫婦の日はとにかく混む。タイミングによっては2時間とか3時間待つのもザラだし、おそらく待ち時間なしでいけるであろう夜間提出を強くおすすめする(事前に確認したことで書類不備で不受理もないはず)」と言われたので、21日の深夜つまり22日未明に出そうということでどうせ夜中起きなきゃだしということもあり、軽い二日酔いもあり尚の事ぐだぐだと……
ぐだぐだしすぎてなんにもしてない。なんならウーバーでカレーを頼んで家事すらせず漫画読んでアニメみて過ごした。

2021-11-22のこと

婚姻届を清書したのち、深夜3時に家を出て役所まで歩いた。雨の寒い夜のこの時間、私達以外に歩いている人間なんていなくてちょっとテンションがあがった。せっかく恩師ふたりにサインいただいたのに、届けは提出したら手元からなくなってしまうんだよなーという名残り惜しさがあったので、役所の脇にある証明写真機に入って婚姻届とともにツーショットを撮っておいた。(せっかくなので美肌Premium+証明写真のデータ化コースという一番高いやつにしておいた)
夜間窓口はインターホンを鳴らしてドアを開けていただくのを待ち中に入る仕組みとなっていたのだけれど、こんな時間にインターホン鳴らして人を呼びつけるなんて極悪な行為みたいでちょっとドキドキしてしまった。中に通されると、ガラス越しの窓口対応ではなくきっちり椅子を用意されてテーブルの前に座っての対応となっていて、心細い気持ちで道を歩いているときに人がいる交番の明かりをみつけたときみたいなちょっとした安心感をおぼえた。やさしそうなベテランのおじいさまに婚姻届を出しにきた旨を伝えると、おめでとうございますとお祝いいただき書類確認。深夜に出すのは大正解、明日は本当に混みますので…とつぶやかれながら対応いただいた。
11/22は役所で特異日と言われているくらい混み合うので、問題なければ受理はされるが戸籍への反映などが1週間くらいを目安に遅れることを伝えられた。11/22は役所窓口や警察署や銀行などを名義変更のために行脚しようと思っていたけれど、予定変更。ゆっくりすごすことにした。
手続きが終わり本当におめでとうございますと送り出されて帰宅。あーこれで既婚者ってこと〜〜〜?!と口に出してみたり、夫よ!妻よ!などといぇいいぇい呼び合ってみたりして慣れない肩書を気持ちにフィットさせようとするなどして眠った。(まだ慣れていないのでしばらく”オット”と表現してみようという次第)
昼すぎから外に出て、なんとなく記念にオットにシャツでも贈ろうと思いたち一緒に池袋へ。あっさりこれがいい!というのを見つけてしまい超早くショッピングが終了してしまったので百貨店をぶらつくなどして時間つぶし、そして満を持して四谷のお寿司屋さんへ。そう、先月弊社社長にご馳走していただいたお寿司があまりによかったのでオットにも体験してもらうべくこちらを選んだのだった。
お寿司はね〜〜〜〜〜〜〜〜もう本当においしくて感無量。食べて目の前から消えてしまう儚さに本当に涙出るかと思うくらい。
コース+アンコール的なものでなんだかんだ19品は食べたかしら。普段日本酒は一切呑まない私達だったけれどふたりで6合くらいのんだ。もちろん泥酔なんかしなくって、ひとつひとつのお品の出てくるペースがゆっくりなので(入店から退店まで3.5時間くらいかけたかな)、大将の手さばきを見られるいいお席で、ちょっとほろよい程度に、このたびオットとなった彼とたくさんお話できて楽しかった。普段かなり少食なことを気にしているオットなのだけれど、ちょっとずつをゆっくり食べるスタイルのためにコースを無理なく完遂できたことがとても嬉しそうだったことが私も嬉しい。気さくな大将に今日のMVPの品はなにかと尋ねられたオットが「いや〜〜〜………もう全然選べなくて。それよりこの体験自体が本当によくって……」とゆっくり話すのを、大将が急かさずうんうん聞いてくださったことがオットは嬉しかったみたい。
帰り、自宅最寄り駅のいつものかわいい店員さんがいる居酒屋で閉店前30分勝負で入店し、お寿司屋さんで許可をとって撮影したすべての寿司写真を振り返りながら感想戦した。おふたり、今日は雰囲気ちがいますね〜!とかわいい店員さんに声をかけられるなどした。(いつも本当にほぼすっぴんにフーディとかで来ている・・・が今日は格好がかっちりだったので)
「えへへ実は今日婚姻届を出しまして…いま記念にちょっといいお店にいってきたんですが、シメは肩肘はらずに飲めるこちらにと思って〜〜」とへらへらお返事したところ、「おめでとうございます!!!!!!最後帰ってきてくださるなんて嬉しいです!!!!」なんて言ってくださって…もうなんてデキる二十歳なのかしらと感動した。気を遣わせてごめんなさい。
そんなこんなで終始美味しかったねえ最高だったねえいい日だったねえと感動して、寝支度したらおのおのいつの間にか寝ていた、夫婦0日目だった。

総評

同棲は前からしていたし、式や旅行の予定もいまのところ一切ないために、本当に届けを出しただけであまり実感はわかないのだけれど、たくさんの方に祝福の言葉をいただくたびに心がはずむ。
そしてなにより、お声掛けいただいたおめでとうの言葉に対する私の喜びをわかちあえる人が隣にいて、その人とこれからも暮らしていけることがなにより嬉しい最近です。

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