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待望のウイスキースクールがついに開校!!

 このところ新会社設立に向けてのミーティングも月2ペースで続けている。詳細はまだ書けないが、ジャパニーズウイスキーにまつわることで、10年後、20年後のジャパニーズウイスキーに資するために、人生最後の力を振り絞って、すべてが整ったらチャレンジしたいと思っている。

 それにしても、ジャパニーズの新しい蒸留所の勢いが止まらない。10月15日に開かれるウイスキーコニサーの発足イベントでは、私が最新のウイスキー事情、特にスコッチやアイリッシュ、フレンチウイスキーなどの新しい蒸留所、造りの最新トレンドなどについて話す予定で、1部では世界のウイスキー、2部ではもちろん日本の蒸留所の最新事情、そのトレンドについても話すつもりだ。

 そのために急遽つくったのが、最新の蒸留所リストと、そのデータ集。4月にウイスキーエキスパート用に作ったが、今回はそのバージョンアップで、会に参加した方に無料で配布しようと思っている。当日は、『ウイスキーコニサー倶楽部』の第2号も、参加者にはタダで配る予定で(コニサークラブに入会済みの人には、後日郵送)、そのため、急ピッチで取材、そして原稿の執筆を続けてきた。これも来週早々には入稿できる予定だ。

 と、このところウイスキーガロアやコニサー倶楽部、コニサーの資料集、そしてイヤーブックの取材、その執筆、校正に忙殺されていた。コロナで1週間療養していたが、その間も原稿執筆、校正を続けてきた。そうしないと間に合わないからだが、その間にも、相変わらず日本全国を飛びまわって取材、そして講演、セミナーにも明け暮れている。新会社のこともあり、私が常に持ち歩いている案件のファイルは100件近くにもなるだろうか。さすがに、今では頭が追いつかない(持ち運ぶのも苦痛)が、やれるうちにやるしかないと思っている。

 ということで(?)、10月1日(日)には、いよいよウイスキースクールがオープンする。ウイ文研オフィスのビルの2階で、マックス81名が入れる素晴らしい教室で、これでまたひとつ、2001年3月にスコ文研、現ウイ文研を立ち上げた時の夢が叶うことになる。スコ文研設立に向け、有志がミーティングを重ねる中で、私たちはウイスキーの資格認定試験、そしてウイスキースクール、ウイスキーフェス、蒸留所巡りツアー、さらに会報誌の出版など、やることを決めていたが、その中で、実現できていなかったのがウイスキースクールの開校だった。

 もちろん、西麻布の事務所時代や、前の広尾の事務所の時も、10~20名規模のスクールはやっていたが、それは常設のスペースではなく、本格的スクールとは言い難かった。今回ようやく引っ越した先のビルに空きスペースができ、大きな決断を下したという訳だ。記念すべき10月1日のキックオフセミナーはウイスキートレイル、旅する蒸留所シリーズの第1回で、今回は本坊酒造さんにやってもらうことにした。講師は元マルス信州蒸留所工場長の折田さんで、プライベートでも何度か飲んでいる。一度はウイ文研有志の釣りの会、そのバーベキュー大会にきてもらったりもした。今となっては懐かしい。

 そして10月5日の木曜日には、私のウイ文研テイスティングも復活する。スコ文研設立当初から月イチくらいのペースでやってきたもので、当時は南麻布のワンルームマンションの一室。定員8名という信じられないくらい、ささやかなテイスティング会だったが、今となってはトンデモナイ、貴重なボトルのオンパレードだった。これも今となっては懐かしい。コロナで中断するまで、それでも20年近くで150から200回近くはやっているかもしれない。特に12月はクリスマスイブにぶつけたこともあり、スケジュールのない独身男性の救世主的テイスティング会だと喜ばれたものだ。これも1~2ヵ月に1回くらいのペースで続けるつもりでいる。

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