塩見いい加減上げてもいいんじゃないのかと、坂本がこれから目指すべきこと2019-08-29 De4-2Ys

色々と差を感じた試合。でも2点じゃなんにしても勝てないよね。あわや頭部、肩口に球を食らってからの青木、そして不調を訴えて途中欠場した山田が打撃の調子を落としている。山田は走者としては出れるし盗塁も決めることができるので使わざるをえないところもあるかもしれないが、青木はちょっと休憩入れてもいいんじゃないかと。どうしても名前があがるのが塩見だ。7月はave.386、OPS1.275の自己ベストを叩き出し月間MVP。8月も打率こそ落としたもののave.289 OPS.922は申し分ない成績。盗塁も2ヶ月で17決めている。むしろ上げ時を失した感もあるので今季のイースタンタイトルを狙わせてる可能性もある(本塁打は1本差のリーグ2位、盗塁は1個差の1位)し、ここまで青木バレ雄平が7月から好調を維持していたのもあろう。他の外野陣(山崎、上田)に落とせる要素が薄いのもあるかもしれないが、現状チームの打撃面、守備面でのカンフル剤になるとすれば塩見くらいだとは思う。

あとは現状の中継ぎ陣には差が出てくるよなぁって話。如実に現れたのが7回の攻防。

2死満塁で荒木を避けられ青木勝負。かなり難しい采配になったと思うがラミレスは結果として正解を導き出したことになる。ただそれよりも外にこれだけ直球とスライダーを集められたら青木でも厳しいものがある。投げきった石田の勝利だ。

一方で7回ウラの坂本vs梶谷。相手は昇格直後のベテラン打者。配球とすれば内角もついたかなり攻め方になる。

初対戦の梶谷に対し直球中心の勝負は決して間違ってない。ただ最後アウトローに落とすだけのスライダーが思いっきり逆球になってしまった。コースヒットではあったがちゃんとアウトローに投げきってたらもっとボテボテの形で終わってた可能性は高いと思う。

もちろんここまで4~5年とキャリアを積み重ねた石田と大卒社会人とはいえドラ5ルーキーの坂本だ。比べること自体が間違ってるとは思う。現状7回の勝負所を任せるのは分不相応だということ自体本人が一番わかってると思う。プロの左腕としてやっていくためには「投げ間違いを少なくすること」か「打たれない位の球速を身につけること」。どちらかはクリアしていかないと。まだプロ生活は始まったばかり。経験を糧にしていって欲しいね。

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