見出し画像

改めて考える、「美容室と集客」。


世の中ひっくり返してくる感染症に翻弄されている美容室経営者の皆様、美容師の皆様、お見舞い申し上げます。


と同時に、


私にもお見舞いくれーーー!


なんつって。


気の利いた書き出しがなかなか思いつきません。。。



志を同じくする皆様、状況環境は違えど本当にご苦労が絶えないことと思います。


が、まずはなにはともあれ、元気でいましょうね。



「生きてりゃいいんだよ、生きてりゃ。」


画像1


最近の座右の銘です。


大雑把にコロナ禍と表しますが、問題が表出して以降、業況改善を提案する趣旨の情報発信は私のところにも後を絶ちません。


「アフターコロナ、最良の打ち手は〇〇だ!」


「アフターではない、ウィズコロナだ!」


「ピンチをチャンスに!」





もうすごい。なんだろう、ほんとすごい。


ほんと、、、こういう発信にはリスペクトしかないです。



私、正直、今そんな元気ないっすw。


なりに、美容室経営者の端くれとして自分の経験してきたことをシェアできたらと思って今年はのっけから日々なんだかんだしてきたわけなのですが。


「溺れるものは藁(わら)をも掴む。」


そもそも自分だって足もとずぶずぶに溺れているかもしれないし、溺れているつもりだったのに、実はもはや自分の居場所が海じゃなくなっているかもしれない事態なのに、そんなところから藁(わら)投げてお呼びかけしたって、ねえ・・・


なんて思うと、こういう場所でどんな発信をするのがいいのかなあなんて。


案じているうちに、いつの間にかツイッター弊アカウントはコロナクラスターみたいに感染症の話ばっかりになっちゃう有様。


1000フォロワーも近いというのに、こりゃいかん。


こんなんじゃあアカウントの名前(プロフィール)負けも甚だしい!


ということで本分に戻ってこうしてまた少しずつ発信してみようじゃないかとまあそんな次第です。



言い訳半分、長い前置きはこの辺にして。



先日こんなアンケート、弊アカウントでとりました。



ね。


ホットペッパービューティー。

どうでしょう。


やっていらっしゃるサロンも、非掲載サロンもあろうかと思いますが。


どうでしょう、今一度の「美容室と美容師と集客」


「こんな状態でお客様なんて来っこないわ!」な今だからこそ。


改めて考え直してみる機会かなーと思って。今日はそんな記事です。



◇まずは、率直な感想。


「やっぱ、日本の美容室経営者はすごい。」



「方針変更なし」が過半数。


ペイドメディアについて、とやかく言う人いるんだと思うんですけど、私は率直にほんとすごいと思います。


集客は何があっても会社の仕事。

SNSとか各自でやってくれれば助かるけど、基本は会社がお金かけて集めるよ。


その経営者の姿勢が数字に現れているんだと思います。


そういう美容室で働く美容師さんは幸せだと思う。


そういう美容室で働いたことないけど、守られていると思う。


私は非掲載運営だから、なおそう思う。



ただ、今回このアンケートでフォーカスしたかったのは、


「もう懲りた…自力集客に切り替える!」と考えた方たちのほう。


どのくらいいるんだろうってところ。



約3割・・・


まあtwitter だし標本も母数も疑わしいけど、これ少なくとも3割のサロンで働く美容師さんたちにとっては、これからの会社の経営方針の大きな変更だと思うんですよね。


今回の事態を受けてリスクの大きさを省みた経営者がお店を、従業員を守るために下す決断。


集客をこれまでの方針から変える・・・


ある意味、「働いてもらい方」改革。


美容師たちもまた今回の騒動を機に、大きな意識転換をしないといけない時代になったってことでいいのかなと思うんです。


サロンの名前でお客様集まってきて入客できた時代

▷(駅前・郊外・大型)立地で入客できた時代(←私のスタイリストデビューはこのあたり)

▷(紙媒体)クーポン頼って来てくれたお客様に入客できた時代

▷ホットペッパーはじめ Paid Mediaで来てくれたお客様に入客できた時代

▷SNSで個人でお客様に来てもらえる美容師が入客していく/あるいは専門特化サロンで、特化した技術のみ入客できる時代(←いまこのあたり)


いろんな時代があったけど、この流れって逆行することは考えにくくて。


雑誌にサロン名、美容師のクレジットが出たら予約ひっきりなし?

駅前に大型店つくればお客様来てくれる?

フリーペーパーにクーポン出したらどう?


・・・ちょ、いつの話? って感じですよね。


ポスト【ホットペッパー( Paid Media)】時代。



「え…もううちの店掲載しなくなるの? ひまになるじゃん。どうしよう。」

短期的には、会社の方針変更に合わせて離職というアクションをとる方も一定あるかもしれませんが。


ただ、「店変えてどうするよ?」もまた個人としては残る課題で。


残っても、出ても、私は私。


結局のところいよいよ美容師個人の集客力(顧客保持力)のレベルアップが本当に問われる時代になっていくんじゃないかと思っているし、先歩いている側が、そこ学んでもらう必要性、発信していかなきゃいけなくなってきているんだなと思っているんです。


お客様を集めてくるのはお店。

スタッフに担当してもらって、指名顧客にしてもらうために指導。

から、


お客様の集め方からスタッフを導いていく環境。


お店という共同体の意味合いも、変わってくるのかもしれません。


いずれにしても、まだ20代〜30代前半くらいの前途有望な人材たちの未来を閉ざさないように。


私もこの1年また学びを新たに。


特に、美容師個人(≒小規模サロン)の集客力アップにフォーカスした学びを発信できるよう動いてみたいと思っています。


最後まで読んでくださりありがとうございました。

ではまた!




小規模美容室のためのマネジメント改善術/自分の✂︎を30%セーブさせながらお店に持続可能な利益を残していく経営スタイルをつくりあげていきたい経営者に向けた情報発信をしています。