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俳句「夏休」

旅に出でて贔屓の店の夏休

勤勉な園児の集ふ夏休

夏休み塾の課題に埋もれをり

裁縫の補修授業や夏休

夏休夜通し友と語らひつ

早起きを競ひて井戸へ夏休

肘よせて黒さ競つた夏休


川柳のような俳句のような句が目立つ。
私が思っていることの反映なんだろう。
子どもの夏休みがとっても忙しくなっているように思う。

私が働く公立学童の子ども達も、毎日朝から、学校の制服を着てお弁当を持って通ってくる。いつもと変わりない場所に。お盆休みもない。暦通りの運営だ。
スタッフとしては、「楽しかった」と言ってもらえるイベントを工夫して準備したり、それぞれが自由に好きな事をして過ごせる環境を作りたい。何でもないことが大人数だと難しいのだけれど。

私の記憶にある昭和の小学生の夏休み。
親の実家で従兄弟達と田舎の生活を楽しんだり、予定もなくごろごろしてマンガを読んだり、ずっとテレビに張りついて高校野球を見ていたり、まったり勝手に贅沢に時間をspendしていた。
一見、無駄なあの時間が貴重だったんだろうなぁと懐かしくなる。今や「夏休み」という言葉は、時間を持て余す感覚とは程遠いところにあるのだろうか。

もしかすると近い将来、何処にも出かけられないくらい暑すぎる夏が定着して、万人が暇を持て余す夏休が来たりするかも?私ぐらいの世代は既に夏を持て余している感もあるが。

ありゃ、なんだか年寄りくさい記事💦
まぁ孫がいても当たり前の歳だから、気にするのも変か。

猛暑の折から皆様ご自愛くださいませ。

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