Photo by non_file 伽羅蕗を番茶でつまむ夕餉あと 21 すうぷ 2022年7月9日 21:31 季語「伽羅蕗」母の大好物だった伽羅蕗。ご飯のお供という印象がありますが、私の母は家族が夕ご飯を食べ終わった後に一人食卓に残って、のんびりとお茶をすすりながら伽羅蕗をつまんでいました。お茶うけは日替わりで時に漬物、時に佃煮、そして煮豆でした。子どもから見たら「お母さん食べるの遅いなあ」という感想でしたが、今思えば、ようやく1日の家事をほぼ終えてホッと一休みできる寛ぎのひと時だったのでしょう。そして、私も伽羅蕗の味が分かるようになってきました。 ダウンロード copy #俳句幼稚園 #大人の味 #大人になってわかったこと 21 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート