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花火の季節がやってきた【今週の日記】

来てくださってありがとうございます。今週も日記を書いてしまいました。
お時間のあるときに、どうぞ肩の力を抜いてお読みください。

今週は、

■妻の言うことはただしい
■きっと正解はないのだから
■不思議
■ニューゲーム
■まるで子どものよう
■傲慢と善良
■花火の季節がやってきた

の7日間です。


■4月22日(月) 妻の言うことはただしい
「たまにいつもと違うスーパーに行くのって楽しいよね」という妻の提案を受け、いつもとは違うスーパーへ行く。そういうものかしら、と思いながら中に入ると、さっそくおもしろいサツマイモに遭遇。まるで打ち上げ花火のように美しく円を描きながら、5~6段は積み上げられたサツマイモ。芸術的な陳列からサツマイモを取り出すのはジェンガ並みの、いやそれ以上の緊張感があるぞ。などと考えながらしばらく眺めてしまった。妻の言うことは正しかった。


■4月23日(火) きっと正解はないのだから
買う気がなくても、本屋をぷらぷらと歩くのが好き。どんな本が気になるかによって、いま自分が何に関心を寄せているのか気付けるからだ。今日は「子どもの成長を伸ばす声かけ・つぶす声かけ」みたいな本が気になった。子どもがちょっとした失敗をしたときや、危なっかしいことをしたときなどの場面を例に挙げ、「こんな声かけはOK」「こっちはNG」と紹介してあった。内容や意図はわかるけれど、「NG」とはっきりラベルを貼られるとちょっと複雑だなぁ。いや、わかるのだけど。正解はないよ、と言ってほしかった気分。


■4月24日(水) 不思議
月に2回、近所のコミュニティスペースのような場所で子どもたちがカレーライスを食べさせてもらっている。今日は雨が降っていたので車で迎えに行くと、窓ガラスの向こうで息子がうれしそうに、はやくあけて!とジェスチャーしていた。勢いよく中へ入ってきた息子が、「ちょうど食べ終わったときにパパが迎えに来たよ!」と、妙にハイテンションで教えてくれた。なんでもないようなできごとに大喜びする彼の姿に、わけもなくうれしくなってしまう不思議。


■4月25日(木) ニューゲーム
少しタスクが重なってきたので、朝に書くノートが「その日やること」についての内容ばかりになってきた。思考に若干の焦りを感じるときほど、深呼吸がたいせつだ。適切なスピードで、精度を保ったまま、自分という乗り物を運転していく。停車はしない。ただし、一旦停止や急カーブにも対応できるちょうどいいスピードで。これが自分に課した新しいゲームのルールなのだ。今日も1日をしっかりハンドリングしていく。


■4月26日(金) まるで子どものよう
海外の方との短い英会話が習慣化できつつあってうれしい。最近の目標は、相手の発言にいい感じにリアクションできるようになること。「いいね!」とか「最高!」だけじゃなくて、「それは大変だったね」とか、「あなたはそう言うけど、それは素晴らしいことだよ」みたいな、もっと踏み込んだ感じ。そんな試行錯誤の結果を、「えー、今日はですね」と、まるで保育園での武勇伝を話す子どものように家族に伝えているわたし。妻は「ふんふん」、娘は「へぇー」と返してくれた。もっといい感じのリアクションしてくれてもいいんだよ(やさしい笑顔)。


■4月27日(土) 傲慢と善良
小説『傲慢と善良』がおもしろい。自分のなかにある、人に聞かれてほしくない心の声がさらされているような感覚。なんだこれは。変な胸騒ぎがある。自分のなかにたしかに潜む傲慢さと、善良であろうとするがゆえの苦しさに強く共感できるからこそ、いたたまれない気持ちになる。この感情はどこに落ち着くのか、まるで答えを探すように少しずつ読み進めている。沼にはまってしまったぞ、これは!


■4月28日(日) 花火の季節がやってきた
もし「今年初めて家で花火をしたのはいつか」を競うランキングがあるなら、わが家は結構上位にランクインする自信がある。というわけで、今年も待ちに待った花火の季節がやってきた。これから寒くなるまで、ひとり1日3本ずつの手持ち花火を楽しむのだ。なかなか外に出ようとしない妻に「早くしないと夏が終わっちゃうよ」と急かすと「まだ始まってない」とクギを刺された。まったく、妻は何を言っているんだろう。1日わずか10数分の楽しみが、これから待っている。


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なんでもない日常の日記にお付き合いくださり、本当にありがとうございました!

6月から作文教室をはじめます。詳しくはこちらのnoteにまとめています。

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