虐待禁止条例について思うこと

(すごく長くなってしまいました!すみません、、、)
埼玉県の虐待禁止条例ですが私の感想は「権力を持ったど素人の思いつき」です。その理由について書いていこうと思います。
①効果がない
いきなり全否定ですがなんの意味もないでしょう。きっかけは車の置き去り事件と言ってますが人間のの力には限度があります。ヒューマンエラーは絶対になくなりません。つまり、、、システムで防止するべきです。特に車などセンサー一つで相当改善できるはずです。アルコールチェックや踏み間違えも防止できる装置があるのに無視してますよね。政治がするべきことはこれらの搭載義務化と補助金の設定です。
②虐待が増える
そもそも虐待はなぜ起きるのか。愛情がない人間として問題がある人が起こすのはごく一部だと私は感じています。大半は愛情が深い上に起きるのではないでしょうか。どういうことかといいますと「大切な相手こそちょっとしたことが許せない」のです。どうでもいい相手なら流せることも大事な相手なら瞬間に激しい怒りを感じてしまいます。防ぐには物理的な距離感を保つことです。この条例は強制的に距離を詰めさせます。よって親も子もストレスが倍増しトラブルが増えると予想します。
ちなみに専業主婦は心理的ストレスが働いてるママさんの三倍と言われています。家で子どもと一緒は大変と男性や政治家は知るべきです。
③発達を邪魔してしまう過保護
資格を持っていればご存知でしょうが小学生はギャングエイジと呼ばれる時期があります。発達上大事な時期であり大人から距離を取り仲間たちと過ごす時間から自主性や家庭の外の世界を学び身につけます。しかしこの条例はその過程を潰すもの。すこしでも専門知識があればいかに成長を阻害するかすぐわかります。よって私は専門知識がない人たちの思いつきと思うんですね。

最後に
子どもを守るのは大切なことです。しかし過保護は成長を阻害します。要はバランスであり極端は良くないのです。そのバランスを常に調整して対するのがプロの仕事の1つだと私は思います。
親は子どもの最後の砦であり守る存在でしょう。それをサポートするのが周りの大人と政治の役目でしょう。この条例はじめ今は親に押し付けすぎです。少子化や未婚がこれで止まるわけはありません。
親という字は木の上に立って見ると書きます。それが学童、学生との良い距離感だという先人の教えです。その穴を埋めるのが社会の役目だと思います。

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