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2024年の太陽回帰を別視点で眺めてみる

ホロスコープって本当に当たるのかもしれない

 普段、占いなんて…と言っている私ですが、非科学的なものだから当たらない、とも言えなくなってきたこの頃。
 特に、ホロスコープは解析すればするほど、自分に当てはまるところが多いなと感じてしまいます。
 それって、運命の上を行けていないということでもあるのでしょうが。

 さて、この前の記事で、

「12年おきになぜかどん底期が訪れる」
「トランジットの木星さんが、出生図の12ハウスを回っている時が一番きついって気づいた」
と書いたのですが、ちゃんとそのことを書いてくれていた先人たちがいたのですね。

 それに気づくのが「今」というのがなんというか…。
 今回もまさにその渦中なのですが、トランジット木星が出生図のAsc軸を通過しきるのが来年の6月あたりなので、それまでの辛抱です…。
 逆行もあるので足掛け2年くらい(2023年6月~2025年6月)。大変な時期やん…。

2024年の太陽回帰図で気になった複合アスペクト

 私は10月が誕生日なので、ホロスコープ的にはまだ2024年が始まっていないのですが、そろそろ次の年の影響が出て来る頃ということで、じっくり解析をして、予測をしています。
 2023年はモロに「12年に1度のどん底期」にかぶってしまったので、太陽回帰図の影響がどこまで出ていたのか微妙なところ(Desに太陽がタイトにコンジャンクションしていて、人間関係で活気が出るかなぁと思いきや、ホロスコープ的2023年終盤の今になって、ほとんどの人間関係と距離を置いております)。

 以前の記事でも予測はしてみたのですが、

天体間の単純なアスペクトと天体がいるハウスとそのサイン(星座)との関係止まりでした。

 今回、ちょっと気になったのが「複合アスペクト」。過去に似たような図形があった時に何が起こったのかも交えて予測してみたいなと思います。

①トールハンマー

 火星と土星、火星と金星がそれぞれセスキコードレイト(135度)、金星と土星がスクエア(90度)というきつそうなアスペクトです。
 スクエアは緊張する関係、セスキコードレイトはう封印、禁止という意味合いがあるらしいです。
 で、このトールハンマーは、別名「神の拳」。特に底辺の2つの天体が葛藤を起こしやすく、頂点の天体で我慢や抑圧を噴出する…。
 素直に読んでみると、
・金星―土星で「やりたいことが、やらなくちゃいけないことに屈して制限される」
・火星と金星で「恋愛面で破壊が起こる」(ははは何を今さら、という感じもしますが)
・火星と土星で「情熱、怒りなどの抑制」
こんな感じかなぁ。
 とりあえず、いい感じはしないかも。
 金星と土星が葛藤を起こすので、火星(情熱か?)を建設的に使うことができれば、葛藤も緩和されていくよーという感じ。

 過去の太陽回帰でこの配置を取った時のことを見てみました。
○1999年:牡羊座10ハウス木星(頂点)と乙女座3ハウス金星、木星と水瓶座7ハウス海王星がそれぞれ135度、木星と海王星がスクエア。
 この年、例の「トランジット木星が出生図の12ハウス」をまさに通過していたどん底期だったこともありますが、「学校でみんなにハブられて楽しい学生生活を送ることができなかった」という一言で、なんとなくこの配置そのものが説明できそうです。

○2010年:蠍座8ハウス太陽+水星+金星(頂点)と、双子座4ハウスの月、魚座1ハウスにいる木星と天王星が蠍座8ハウスの天体たちとそれぞれ135度、月ー木星天王星がスクエアという、恐ろしく試練の配置でした。
 実際、この年は、就職活動に失敗しまくる(しかも就職エージェントに暴言を吐かれる)→お金が尽きる→アルバイトを始めるというどん底期。しかも、この後に例の「トランジット木星が出生図の12ハウス」を通過する年がなめらかにつながるように続いたため、思い出したくないくらい厳しい年でした。

○2002年:水瓶座12ハウス天王星(頂点)と天秤座7ハウス火星、蟹座4ハウス月が135度、火星と月がスクエア。
 このころ、今までいい子ちゃんをしてきた反動で、家にいる時はひたすらゲーム(しかもRPG)をする生活を送っており、学業もバイトもおろそかにする大学生になっていました。でも試練とは感じなかったな。普通に友達もできたので、わりとハッピーだったかもしれません。…が、ゲーマーは異常だったかもと今になって思います。

 ただ、2024年の場合は、素直に読むのが正解なんだろうなぁと思います。まだ試練の年だし…。

②ヨッド

 「神の手」と呼ばれる特殊アスペクト。それは、抗えない試練を与え、自信の能力や才能を開花させるきっかけを作ってくれるという。

 頂点の天体がストレスを感じ、裾野の2つの天体が試練と力を与える。裾野の2つは、イージーアスペクトを取るため、協調して動く、とのこと。
 今回は、月(感情とか幼少期の自分とか)に関わるものがストレスを受ける予定になっているらしいです。感情じゃなければ、月がいる1ハウスか、5度前ルール適用だと2ハウスか…。
 そして、裾野にいるのが、遠くて遠い天体の海王星と冥王星です。とてつもないパワーで何かが起こりそうです。

 これも、過去の太陽回帰を調べてみました。
○2022年:業界で有名になるきっかけがいきなりできたあの年ですね。
 双子座6ハウスの火星を頂点として、蠍座10ハウスの月、山羊座1ハウスの冥王星が裾野として存在しています。
 有名になったのは、まさに本業(6ハウス)のもので、冥王星によって「一夜にして環境が変わり」、10ハウスの「成果」の概念が後押しをしていたのかな、と解釈してみました(あれ月の役割は?)。

○2018年:双子座4ハウスの月を頂点として、蠍座9ハウスの太陽+金星、山羊座12ハウスの土星が裾野として存在しています。
 この年何があったかな?目立ったイベントとしては、2019年春のフランス旅行でしょうか。9ハウスの太陽と金星が、双子座の月を揺り動かしてフランスに行かせた…?うーん。
 この年から、コンテンツ企業や不動産投資にも手を出し始めていたので、そのことかもしれませんが、たしかに2017年までとは何か流れが変わった年になったかもしれません。

③クレイドル(ゆりかご)

 実はこの太陽回帰図、astrodienst の通常のオーブの60%の範囲に狭めています。過去記事よりも線が少ないのはそのため。
 それでもちゃんと残ってくれたクレイドルという図形。

 火星以外は、「トランスサタニアン」と呼ばれる、動きがゆーっくりな天体たちなので、もしかしたらクレイドルができやすいのかもしれませんが、ゆがんでおらず、きれいな形になっているので、期待したいところ。

 で、「クレイドル(ゆりかご)」とはなんぞや?ですが、
・ピンチになっても、どこかから助けが来る
・困難もなんとかなってしまう
という、幸運のアスペクトとのこと。

 ここまで、トールハンマーとかヨッドとかの、「試練系」のものを見て、恐怖を感じていましたが、クレイドルがあるのでなんとかなるのかも、という気がしています。

 なんだか賑やかな1年になりそうですね。
 とりあえず、トランジット木星がちゃんと1ハウスに行くまでおとなしくしていようかなと思います。

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