ノンフィクション

隣人の柔軟剤アロマリッチの香り有害物質を暴露され続け、コロナ禍で逃げ場なしのガス室で半年過ごし、化学物質過敏症を発症。
一度多量に浴びてキャパオーバーになると、微量でも拒否反応を起こす。咳、目眩、光視症、動悸、胸(心臓)痛、睡眠障害、失神と中毒症状と同じように自律神経がやられる。ちなみに、合成香料物質さえなければいたって健康。

マイクロプラスチックを配合したクサい柔軟剤はここ10年くらいのブームで医療が追いついていない。
よって、おっかなびっくりTwitterをはじめ、当事者同士で情報交換しているうちに…

化学物質過敏症のつぎは、電磁波過敏症の症状があらわれるという……。
いよいよスケールがでかくなってきた。
カフェインも、食品添加物もダメになったし、身体にダメなものは受け付けなくなってくんだろう……。

私は元よりモスキート音が聴こえる。
銀座なんかを歩こうものなら、突然超音波ドリルで脳を破壊されるような痛みが走り、うわああ!と頭を抱えてうずくまる。
ドン引きしているツレに、「モスキート音が聴こえるのは若い証拠なのよ♪」と取り繕うが内心、おい、ふざけんなコラ○○百貨店!と憤っていた。
元は音声兵器だったモスキート音。2005年に英国企業が開発した17キロヘルツという高周波数音を流すことで、13歳から25歳を想定した若者に不快感を与え遠ざける。2010年の欧州評議会では、人道的見地から受け入れ難いとし、欧州の国々に対し公的な場所での使用禁止を呼びかけている。一部の人間にだけ攻撃をしかけるなんて、非人道的にもほどがある。
皆が当たり前に使ってるネットの電磁波に苦しむ人もまた、そんな感じなのだろう。
非人道的である。

犠牲も厭わず、いかに富と便利さを追求するか
それが、これまでの時代。

先進国の発展に伴う温暖化で、
瀕死の状態になっている途上国の人々

農薬、添加物、合成香料……
合成化学物質のキャパを超える人々

急速に普及した電磁波に苦しむ人々
……これらすべて増加の一途。

一寸先は闇。明日は我が身。
社会システムに削ぐわぬと病名をつけて処理している場合ではない。
せめて同じ人間の警告に耳を傾け、
結局は人類全体の首を絞めている現実を知って考えようぜ
そんな新たな時代に期待したい!

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