拝啓 あんこぼーろさんへ。(感謝状)
中学1年生のとき、「ねえ、家でもそんなにおとなしいの?」って聞かれて、「そんなことないよ」って言ったら、「じゃあ二重人格なんだね」って言われて、紹介文に「二重人格」って書かれたことがあった。
前に、わたしが勝手に持たれやすいイメージと、本当の自分とのギャップについて書いたんですが、見た目とか雰囲気で、わたしはだいぶ誤解されることが多いです。
おとなしそう。優しそう。従順そう。いるだけで癒される。など。
だけど、ほんとはそうでもなくて、好きな音楽はロックやパンクだし、ライブハウスに通うのがライフワークだし、ジャニオタだし、、、あれ?なんか全然関係ない暴露をしてる気がしてきた!笑
そう。特に優しくもないんです。優しくなりたいっていつも思ってるんです。
本当の自分を誰にもわかってもらえないのは、誰にもわかってもらおうとしてないからで、トラウマなのかなんなのかわかんないけど、わかってもらえるわけないって思ってるし、とにかく自分のこと話すのが苦手なのだ。話し始めても、こんな話聞きたくないよなって思ってしまう。今もそう思ってる。
だけど。note界は違った。
わたしがつらつらと、思い出話や暴露やトラウマや今の気持ちやずっと考えてること、今まで誰にも話してないことを、長々と書いていても、ちゃんと読んでくれる人がいるのだ。スキ!なんて言って(押して)くれたり、感想を書いてくれたりする優しい方たちがたくさんいる。なんと、遡って読破してくれたひとまでいるのだ。なんて優しい世界。
なにが嬉しいって、こんなわたしに興味を持ってくれてることが嬉しい。見た目が優しそうだからって近づいて来たわけじゃなくて、ここにあるのはわたしの中身でしょ?今読みに来てくださってる方たちは、わたしの中身を知ろうとしてくれてるんでしょ?
嬉しい。
そして、なんと、わたしのことを紹介してくださった方がいるんです。ほんとに信じられないです。
拝啓 あんこぼーろ さん
もちろん、お会いしたこともないのに、第一印象からのギャップに気づいてくださっていることに、まずびっくりでした。
そして、わたしが語ってるエピソードから、ロックなとこ、パンクなとこを見破ってくださってる!わたしがわかって欲しいことを、きちんとわかってくださってる!
遺書を書くようなつもりで書いてたこのnoteだけど、さらけ出してみてよかった。
二重人格とかぶりっ子とか言われてた暗黒の中学時代のわたしにまで、手を差し出してもらった気がした。結局誰もわたしに興味なんてないんでしょ?って、遠くを見てるわたしと、ちゃんと目を合わせてくれた気がした。
やわらかい石。やわらかいけど石なのだ。石なのにやわらかいのだ。褒めてもらって、こんなにしっくりとくる言葉は初めてです。
そして、わたしの母の最期のときを書いた記事に、こんな素敵なコメントをくださった。
つないだ手以上に、繋がってる。
母の思い出と声と一緒に、この言葉を大事に、ずっと持っていようと思いました。わたしが死んだら、棺桶に入れて欲しいです。「やわらかい石」も一緒に。
あんこぼーろさんが描く作品は、とても素晴らしいです。
初めて読んだこの物語が、衝撃でした。
そして、わたしの苦手なカマキリのことなのに(家のキッチンマットになぜか現れたカマキリをマットごと丸めてベランダから投げ捨てるくらい嫌いなカマキリのことなのに)、夢中で読んでしまうようなすごい文章を書く方です。
これは、今朝読んで半日ずっと考えてしまいました。
拝啓 あんこぼーろさんは、とても不思議な方です。謎多きです。興味深々です。これから、遡っていろいろ読ませていただいて、少しでも理解したいなって思ってますが、読めば読むほど謎が深まる気もしています。
こんなわたしに興味を持ってくださってありがとうございます!
今後も素敵な作品を楽しみにしています。
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