ジョンソンヴィルについて
ある日友人がラインで
「今日の夜ごはんはジョンソンヴィル」
と言っていた。
「なにそれ」
高級ソーセージだった。
ソーセージといえばシャウエッセン、シャウエッセンのことになれば、作文用紙5枚は行けそうだが、ジョンソンヴィルは口にしたことがなかった。
しかしながら、スーパーなどで見かけたことはあった。
肉屋でバイトをしていた肉嫌いな友人が「おいしい」と絶賛するジョンソンヴィル。
気になる。
と、頭の片隅にジョンソンをしまっていた。
そんな週末。
最近のマイブームは、金曜日に自宅でちょっとよいリッチに過ごすことだ。
リッチというのは、まあ簡単に言うと、いつもは買わないようなちょっとよいものを買って、家でゆっくり嗜む、といった感じだ。
最寄りのスーパーに行くと、ジョンソンヴィルが30%引きになっていた。
定価698円で売られていたジョンソンヴィルが、488円ほどに値下がり。
速攻友人にラインし、底値を確認したところ「498円」がこの地域の最安値ということだった。
安いではないか。
チェダーチーズ味しかのこっていなかった。
しかし、ソーセージに500円…
すると、値札の下に
「この商品はさらに50円引き!」
50円引き。
結果、在庫すべて(3つ)買った。
帰宅し、お腹がすいていなかったが1本食べてみた。
袋の右側がジップロックのようになっており、日を分けながら食べられることは、とても魅力的だ。
食べ方を調べると、ゆでてから焼くが吉とあったため、丁寧に1本だけゆでて、1本だけ焼いた。
お い し い💡
すばらしくおいしかった。
何より肉汁がやばい。
味も肉にくしく、本格的だった。
しかしながら、その肉汁がゆえに、わたしは1本でかなり満足した。
ゆでおわったお湯もかなり脂が張っており、他とは一線を画したおいしさであることを物語っていた。
まぁ実家にも1つあげようと考えていた矢先、弟がこの三連休で、毎冬恒例幼なじみだらけのキャンプ大会に行くと聞いた。
(男だらけとも言う)
キャンプにジョンソンヴィル…
ジョンソンの良さは、フライパンの上よりも金網で直火のほうが100倍出せることはわかっていた。
結果、わたしは1本でかなり満足したため、封を開けていない2袋を餞別として渡すことにした。
こうしてわたしはどんどん都合の良い女になっていくのだ。
(30%値引き!!の元気なシールを眺めながら)
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