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【ロンドン発】今週の日記(4月17日~4月23日):今週もいろいろありました&いろいろ聞きました。


4月18日:長男が、サポートしているチェルシー戦、vsレアル・マドリードのセカンドレッグをTVで観るというので、一緒にソファに座って観戦。まあ結果は惨敗だったのだが、何故か、女性の閉経から更年期障害の話に。なんでも、同級生P君のお母さまが一時期あり得ない程精神不安定だったらしく、怒りっぽくて、攻撃的になってしまい、なんでマムは最近あんななの?とP君がお姉さまがに訊き、彼女は閉経間近だから...と彼に伝えたらしい。その話をしていたところ、ああ、ウチの母親もそれなのかな?とG君も参加。そこから、長男も更年期障害や閉経からくる、女性の身体と心の変化を学んだという。私もその真っ只中にいること、もしくはそれが原因で、迷惑をかけてしまうかもしれないことを長男に伝えた。彼らが、メノポーズのことを完全に理解しているとは思えないが、女性にはそういう時期・症状がある、という事を知ってもらうだけでも有意義なことだと思う。


4月19日:取材でチェルシーへ。40分ほどお話を聞かせて頂いた後、夫と待ち合わせてランチへ。20年ぶりくらいのブルーバード。


先日亡くなった、Dameマリー・クワントが1955年に最初のショップ「BAZAAR」をオープンした場所へブルー・プラークを見に行く。現在はジュース屋になっている。


ランチ後、カロリー消費のため、キングスロードからニュー・キングスロードまで歩く。最終的に、フラム・ブロードウェイまで来たので、スタンフォード・ブリッジのチェルシーFCへ。

試合はやっていないので、ショップエリアに入ってみる。


チャンピオンリーグは敗退したけど、ショップにはまあ、そこそこの客。


4月21日:再び取材でチェルシーへ。今週2回目のキングスロード。地元のハムステッドよりよく来ているわ。今日はカメラマンも同行。カメラマンのJが、会うなり、マミ!昨日ハイドパークでスヌープドッグ見たんだよ!と言うので、ひえー!スヌープドッグ、ハイドパークで何やってたん?と訊いたら、フツーに歩いてた、と言うので、あんたカメラマンなのに写真撮らんかったん?と訊いたら、あ、そうやな、と。アホや。


夜は、次男のクラブラグビーの試合。今シーズン最後の試合はフレンドリー。7時半キックオフの予定が、前の試合がずれ込んで、結局8時15分キックオフに。終わったのが9時半。その後、ピザが子供たちに振舞われ、家に帰りついたのは10時過ぎだった。4月とは言えまだまだ寒くて、ブルブル震えながら応援。試合は圧勝で良い終わり方だった。来週金曜からクラブはアイルランドのラグビー・ツアーへ。夫と次男も参加。

フラッドライトの元で応援。金曜夜の試合は心なしか皆リラックスした様子。サイドラインからはボールが見えにくく、しかも寒くて早く終わってくれー!とお母さんたち皆悲鳴上げてた。


4月22日:
友人宅でディナー。例の4夫婦持ち回りのディナーパーティー。今回はホストが皆に是非紹介したいカップルがいる、ということで計5組、全10人のという大所帯となった。一応皆一品持ち寄り、ということもあり、ホストからマミはフルーツサラダをお願い、との指定があったが、フルーツサラダがどういうものか分からなかったので(ググった)、フルーツプラッターのようなものを用意した。まあ、これで良かったっぽい。

切って盛り合わせただけやけど。



エビのカクテル



こちらのご主人のSが得意のフラットブレッドを作ってくれた。
The Sisters Of Mercyのパーカーに夫が即座に反応。
おもむろに外に持って行ったので、何!?と思ったら、裏庭にピザ焼き機が!
これ、ロックダウン中にめちゃめちゃ売れたやつ。プロパンだけど。
焦げ具合も良い。しかも美味しかった。ピザ焼き機、一瞬欲しいな、と思ったが、ゲストが来た時のパフォーマンス用で、普段はオーブンよ、と現実的なお返事。


今回加わったカップルの嫁の方は、日本に2年半ほど住んでいたことがあるらしく、宮崎にも行ったことがあるのよ!と。
で、イギリスに帰って来てからは、日本のミュージシャンがイギリスでレコーディングをする際のコーディネートなどもしていたそうだ。かの超大物デュオのお世話もしたらしい。ただ現在は、イベント関係のオーガナイズをしているものの、日本関連はぱったりなくなってしまった、と残念がっていた。一度日本からクライアントが来て、イギリスで日本食が食べたい、というので、WAGAMAMAに連れて行ったそう。ほんのいたずらのつもりで食べさせてみたら、日本人皆一口食べて顔をしかめてた!と。いや、私やったらテーブルひっくり返すわ!って言ったら、多分皆その勢いだったかも!と。いやシャレになってないと思うけど。彼女はSOASで日本語を学んだあと、JET プログラムで日本へ、帰国してからも日系の企業で働いたこともあるらしい。なぜそもそも日本?と訊いたら、80年代に初めて、RYUICHI SAKAMOTO をTVで(彼女はTOP OF THE POPSと言っていたので、ググってみたがfootage 見つからなかった)観て、恐ろしく衝撃を受け、日本語を勉強して日本に行きたい!と思ったそうだ。これって、私と一緒だわ!私もイギリスに住みたい、英語を勉強したい!と思ったとっかかりはスミスとキュアーだったので、その気持ちめっちゃ分かるわ~と深く納得。それにしてもやはり凄いな世界のSAKAMOTO。

で、話の途中でホストがおもむろに取り出してきたのが、これ。箱には「Wedding KIMONO」と書いてある。なんでこんなの持ってる? 聞くと、亡くなったお父様が商用で日本に行った際、クライアントからお土産に頂いたものらしい。お父様亡き後、ガレージから出てきたので彼女が引き取ったが、実際価値があるものかどうかも分からないので見て欲しいと。

どう見ても絹ではなく化繊。プリントも安っぽい。

これ、シルクではなくポリエステルだと思う、と正直に伝えた。しかも、振袖にしては生地が薄すぎるし、長襦袢にしては生地が厚すぎ、しかも柄が派手過ぎる。で、先の日本に住んでいた彼女との合意の結果(完全に素人目ではあるが)、我々の出した結論は、これは観賞用の着物なのではないかと。着物用ハンガーにかけるもよし、額縁に入れるもよし。家に飾ったら?と。持ち主的には、チャリティーショップに持っていこうかな、と言うので、それだったらV&Aとかに寄付してもいいんじゃない?と提案。そうすれば、本当の価値も分かるのではないかな?しかしながら、面白いものを見せてもらった。着物の目利きのある方、この写真から判断できますか?

最後に、ニューキングスロードで見たストリートアート。

似てないと思う(汗)。

今週ロンドンとても寒かったのだけど、来週はまだ寒くなるらしい。

(今週終わり)

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