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【ロンドン発】2024年週刊ジャーナル(4月29日~5月5日):今週もいろいろありました&いろいろ聞きました。
4月30日:友人5人でディナー。友人の一人がSOHO HOUSEのメンバーなので、9階のレストランを予約してくれた。
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友人の一人が誕生日だったので、彼女の選んだデザートをデコレーションしてもらい、バースデーソングでお祝い。
ソーホーハウスはメディア関係者の集まるプライベート・クラブ。なので、お客さんの中にはTVに出ているひともちらほら。私たち夫婦は会員ではないが(年間会員費が高い)、周りにはメディア関係の友人が何人かいるので、たまに誘ってもらったりしていたのだが、今回の友人はメディアではなく、インテリア・デザイナー。昔は割と厳しくメディア限定だったのらしいが、今はクリエイティブ系だったら、会費さえ払えればメンバーになれるのだとか?ジムやプールもあるので、元は取れるのかもしれないが、なんせ遠いのよね、ウチから。
5月1日:『マンチェスターの新アリーナ「Co-op Live」、またもや開演中止でファン落胆』というニュース。イベントキャンセルは様々な理由で免れない場合もあるとは思うが、今回は開場予定時間10分後のアナウンスで、ファンは混乱、失望したという、かなり最悪なケース。
今回キャンセルされたのは、ラッパー、A Boogie Wit Da Hoodieのショー。20歳のヤシンはBBC Newsbeatの取材に対し、25ポンドの駐車場代を支払い、会場に着くと紙を渡されたと語った。 「なぜネットでアナウンスしないんだ?とてもプロフェッショナルとは思えないし、信じられない。今後のイベントがきちんと計画されているのか、十分に組織化されているのか、疑問が残る」。また、ライブのためにケント州から駆けつけたケイティ・バーンズリーは、マンチェスターの中心部からアリーナに向かうトラムに乗ろうとした矢先に、ライブがキャンセルされたことを知った。彼女はパートナーと彼の妹とともにドーバー近くから遠征し、チケット代、宿泊費、ガソリン代で600ポンドほど使ったという。「私たちはトラムに乗っていて、係員にアリーナへの行き方を尋ねたら、 ”行く必要はないよ、キャンセルになったから"と言われたのです。ツイッターを見たら、キャンセルがアナウンスされていました」。17歳のザックは、このショーのためにブラックプールから来ていた。「僕は松葉杖で、2時間くらい並んでたんだ。スタッフは "申し訳ありません "と書いた紙を持って出てきたけど、その前に、叫び声や走り回る人たちからすでに中止だとわかった」。テオニ・カーカム(21)は、「ウーバーから降りた時、みんなが振り返って反対方向に歩いていくのを見ました。文字通り、ここに着いてから知ったのです。チケットマスターを携帯でチェックしていて、キャンセルになったのなら通知が来るはずだと思いました。オーガナイズされていないし、ちゃんと仕事ができていないと思います」と語った。
記事によると、”テクニカルな理由”でキャンセル、と書かれた紙を手渡されたファンもおり、後に、サウンドチェック中に暖房と換気システムの一部が緩んだことが原因と発表したらしいが、開場予定時間の10分後って、ありえない。キャンセルは仕方ないにしても、プロモーター、チケット会社、ヴェニュー、もしくパフォーマーサイド(マネジメント、レーベル)のどれか一つでもいち早く連絡できなかったもんかね?このアリーナは一連の問題を抱えており、コメディアンのピーター・ケイは先週、この会場で公演する予定だったが、彼のショーは現在2度延期されている。また、ザ・ブラック・キーズのコンサートもすでに中止されており、後にオリヴィア・ロドリゴの今週末の公演も行われないと発表した。で、パフォーマー本人だが、A Boogie Wit Da Hoodie(本名Julius Dubose)はソーシャルメディアにこう投稿した。 「今日、サウンドチェックをしている間に会場で何かが起こり、ショーがキャンセルになった。数日中に再スケジュールを組んでいるところだ。僕もこの状況に怒りが収まらないが、安全第一です」。
かく言う私も実は2度ほど会場に行ってキャンセルを知ったことがある。ひとつは、2002年2月6日にロイヤル・アルバート・ホールで行われる予定だった、エリオット・スミス。あまりにも楽しみ過ぎて、キャンセルなど考えもせず(アナウンスされていた)、向かうバスの中で興奮のあまり既に泣いていた。現場でキャンセルを知ったのだが、「アルバム制作に集中したいから」との理由だったので、新作を心待ちにし、振替日を楽しみにしていたが、彼が戻ってくることはなかった。もう一つは、2013年のフレミング・リップス。これもなぜ確認しなかったのか、行ったらキャンセルと言われた。カムデンのランドハウスだったから車で10分ほどで痛手はなかったが、既にシッターさんに来てもらっていたので、帰らずにそのままプリムローズ・ヒルのパブに夫と行ったら、偶然夫の友人がいて、その友人が一緒にいた弟さんを紹介してくれた。見たことある人だな~?と思ったがその場では確認せずにいたら、後に訊くと、やはりミュージシャンだった(現在も活動中)。あ!今思い出した!一番ひどかったのは、2000年のコールドプレイ@Wolvehampton だった!Terris というバンド(どこへ行った?)とのCo-headliner で、イギリスツアーに何か所か行ったのだけど、ヴェニューに着いたら、張り紙があって、クリスが風邪をひいて、コールドプレイだけキャンセルだったんだった!あれは、痛かったわ!
こんなことを思い出していたら、NMEにこんな記事が(↓)
『リアム・ギャラガー、「Definitely Maybe」のマンチェスター・コープ・ライブが "解決”できなければ、リドルでやるとジョーク』。
リアムは6月15-16日、そして27-28日にコープ・アリーナでライブを行う予定だが、Xでファンから、もしツアーが始まるまでに会場がまだ "解決"されていなかったらどうするかと訊かれ、「LIDLでギグをする」と冗談交じりに答えた。リドル(Lidl)は、ディスカウント・スーパーマーケットチェーン。リドル自身は、彼の投稿に返信し、開催に乗り気で、「Maybe? DEFINITELY!(恐らく?絶対に!)」と返答。これに続く、リドルの投稿が面白い。
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「シャンパン・スーパーオファー」、「スーパー(マーケット)・ソニック」、「サム・マイト・セーブ」など、曲名を商品名に文字ったり、ダジャレにしたり(少し無理のあるものもあるが、汗)、遊び心満載。「リドル・バイ・リドル」が、ウケた。
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夜は、友人4人で、持ち回りでホストを担当するディナー。今回は私の担当。
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もちろん一滴も残らず飲み干しました。
4人の内、二人のご両親の具合が良くなく、その報告も兼ねて。一人のお父様はもうずいぶん長い間、癌を患っているのだけど、もう治療法はないのだとか。ただご本人はそれを知らず、回復できると信じているらしい。もう一人のお母さまは、定期健診で歯医者に行って、口の中に腫瘍を見つけたらしい。こちらも進行が早く、2月に癌発覚、先日余命4ヶ月と宣告されたとか。
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この年齢になると、どうしても更年期の話題は避けられないのだが、ロシア人の友人は更年期の症状や閉経の話をご主人には一切しないらしい。「パーソナルな問題だから、夫とはシェアしない」と言い、驚く3人。だって、ホットフラッシュやナイトスウェット、ムードスウィングなどの症状があったら、どうやって説明するの?と訊いても、「それは個人の問題で、夫は関係ないでしょ」と。私は、夫どころか、息子たちにも知っておいて欲しいなあ、と思うが、彼女はそうではないらしい。もう一人の友人が「私は夫の前でおならもするけど」と言ったら、「信じられない!」と真顔で言っていた。彼女が帰ったあと、友人の一人が、「まあ彼女の家は豪邸だから、おならする部屋なんていくらでもあるしね」と言うと、皆、確かに、と。使用人もたくさんいるので、更年期でも、家事や育児にもそこまで影響ないのかも。ウチなんて、私が調子悪かったら、誰がご飯作って、洗濯すんだよ、となるので、更年期でもムチ打って、ベッドから出らないかんから。
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5月2日:リッキー・ジャヴェイスがミッドレイクをおススメしてる。
そこにウェインがいいねしてるのも良い。
5月3日:Mount Kimbie @ Roundhouse 素晴らしかった。動画はインスタ(↓)から。
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マウント・キンビーは、『Belong Media』でインタビュー通訳も担当したのでした(↓)。カイとドムがたくさん喋ってくれたの。
5月4日:エンジェルのGAILS でお茶してたら、お店の掲示板に親友が主催する陶芸教室のお知らせがあった。
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彼女のインスタはこちら(↓)。
昨日から、夫と次男はフランスへラグビー遠征ツアーで不在なので、家事が少なく、超楽。夫からは、不味そうな食べ物の写真。
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5月5日:フランスツアー、今日は試合後にユーロ・ディズニーに行った模様。
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子供たちは!?
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今週の一曲:Black Rebel Motorcycle Club - Spread Your Love
今、NETFLIXで、『Baby Reindeer』を観ているのだけど、サントラだったから、急に懐かしくなって。
『Baby Reindeer』は女性ストーカーに関する、事実に基づいた再現ドラマで本人が本人役で出演している。
(今週終わり)
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