見出し画像

誰も傷つけないことは、できるのか?ノンバイナリーを学ぶ会に参加して【収録原稿#167】

今日も、おつかれさまです。スナックまみーのママ、まみーです。
お仕事に、お勉強に、育児に、恋に。
なにひとつ諦めずに、どうにかしたい貴女へ。
まぁまぁ盛りだくさんの試練を乗り越えながら
オンナとしてどうにか咲いてまいりました、私の小話をお届けします。
一度きりの人生、私と一緒に、ひと花、咲かせませんか?

こちらは、各種ポッドキャスト、音声配信アプリでお届けしておりますものの、収録原稿です。
音声ではこちらに少しアドリブが足されていますので、良かったらお好きなチャンネルでお聴きいただけると嬉しいです。

▼stand.fm

▼Spotify / ApplePodcast / Anchor


さて

お元気ですか?

私は毎月、満月の時の恒例なのですが、半日以上、寝ておりまして、完全に充電をしました。

月の満ち欠け、潮の満ち引き、に、心や体が左右されるという、生物的な女性って結構いらっしゃるように思います。
私もその1人。

こういう時に、我が家は、10歳の娘は1人でオンライン授業を受けたり、軽い食事を用意したり、バレエのレッスンに1人で支度して出かけたり、完全に自分でやれまして、5歳の息子の方のお世話やら、家事やらに関しては、私より家事育児が上手な夫が、まるっと完璧に行ってくださいます。

私はお布団をかぶって寝ていても、なんの問題もありません。

むしろ、そういった「役に立つ」という点で存在感がありませんので、私は要らないと捨てられないように、お母さん、妻、としてのね、価値を出さないといけないということなのでね
ある意味、シビアなのですよ我が家はね。精進しないといけません。咲かないと、いけません。笑

で、そんな充電モードでしたが、そんな中でもどうしても出たいお勉強会がありまして、zoomで、出てまいりました。
ありがたいですよね。いろんなことが、オンラインで学べるというのは本当にね。

それで、「ノンバイナリーを学ぶ会」に参加してまいりました。ので
そちらで学び得たことを少しシェアと、そこから感じたことの意見をお話ししたいと思います。

これは、Ally(アライ)を広めるトランスジェンダー、として活動をされている「ひかるん」さんが開催してくださいまして、
あ、そもそもAlly(アライ)ってわかりますか?

LGBTQ+やセクシャルマイノリティを積極的に理解し味方になる人のことをAllyと言いまして、私はAllyです、ということで、参加させていただきました。

で、この度学ぼうと思いましたノンバイナリーについて。
課題図書でエリス・ヤングさんという方が書かれた名著である「ノンバイナリーがわかる本 〜heでもsheない、theyたちのこと〜」
という本をベースに、ノンバイナリー当事者である方々や、他のセクシャルマイノリティーの方、そしてAllyが集まって経験や、考えを発表しあう場でした。

ノンバイナリーとは、生まれ持った生物学的な性別に対して、違和感を持つ中で、厳密には違うという内容が書かれた本もありますが、ほぼ同義に使われるのがエックスジェンダーという言葉で、「男性でも女性でもどちらでもない」という違和感を持つ人のことの総称。
カテゴライズすると、両性、無性、中性、不定性 があり、この違和感は幼少期から持つ人もいれば、年齢が進行してから、だんだん違和感を感じてくる人もいる。というものです。

私も、あなたも、今は私のことじゃ無いと思っても、そのように感じる時が来るかもしれないです。

ところで、あなたは、SOGIESC(ソジエスク)という言葉をご存知でしょうか?私は、この勉強をするまで、知らなかったです。
SOGI(ソジ・ソギ)は知っていましたけど、ソジエスクは知りませんでした。

性的指向「Sexual Orientation(セクシュアル オリエンテーション)」
性自認「Gender Identity(ジェンダー アイデンティティー)」
性表現「Gender Expression(ジェンダー エクスプレッション)」
身体的性「Sex Characteristics(セックス キャラクタリスティックス)」

これらの頭文字をつなげたもので、全ての人が、それぞれの個々について説明する時に使う概念のことです。
それぞれ、グラデーションがあって、その傾向のの強弱を含めてこの4つの状態が完全に一緒な人なんて、いないんじゃ無いかしら。
そこに気づかせてくれる、良い概念整理の言葉だと思いますので、もしご存知なかった方は、必ず覚えていただきたいなと思います。

で、皆さんがもう、大概耳馴染みが出てきてるんじゃないか、出てきてほしいのLGBTQ+ということはば、この概念の中で、仲間集めをした時に、人数は「マイノリティー」となるのが
LGBT(レスビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー)そしてQ(クエスチョニング・クイア)ということです。
このQについて、ご存知ない方は結構いるかもと思いまして補足しますと、私はまだ分からない、違和感はある、もしくは、定めたくない、と言うクエスチョニングの方や、そもそもそういう性的カテゴリ自体にNoと言う態度を主張する、クィアの方を指します。
そして、書く時にはLGBTQ+と、SOGIESCの観点で、もしかしたらそれでも表現しきれないような状態の人もいるかもしれない、などなど、と言う包括する意味で、+プラスをつけることも、意識的にされたりします。

ちなみに、マイノリティーと言ってどのくらいマイノリティーなんだという一つの参考には、2018年に電通が行った調査では、日本におけるLGBTQ+の割合は8.6%、実に「左利きの割合と同じ」という結果が明らかになりました。調査の精度を考えても、もっと、いらっしゃると思うんですよね。

万が一、あなたが「いや、自分の周りにはLGBTQ+の方はいないんで実感しないんですよね」とおっしゃるならそれは、恐らく「気づいていないだけ」と思った方がよろしいかと思います。

ね、人として、人と関わっていくならば、学ぶ必要がありますよね。

今は、検索すれば色々な書籍や講座など、ありますが、何から手をつけたら良いか分からない方は、概要欄に、今回の学びの機会を作ってくださった、「ひかるん」さんのnoteを貼っておきますので、そちらから音声やらSNSやら、色々とリンクされています。是非お好きなSNSでフォローされるのもおすすめです。

以上が、学びのシェアで

最後に、私がなぜAllyとして活動するか、そして、発信者として思っていること、をお話しして閉めようと思います。
あなたの、ご意見もぜひ、聞かせていただけると嬉しいです。

まずAlly活動のきっかけは、私は意識的には4年前から参加しているのですが、とても仲の良いゲイの同僚が、会社でのセクハラに苦しむ姿を救えなかった悔しさと、そして自分自身も性的嗜好はマイノリティーであることもあって、転職した先の企業の中で、LGBTQ+とAllyのサークルに入ってから、自分ができる範囲での勉強とか、支援、などの行動に移してきました。

動機としては、究極的には「自分のため」なのですが、「自分が人を傷つけることに、鈍感ではありたくない」「人の気持ちを思いやれる人でありたい」というね、願望が、動機です。

例えば、今回の勉強会でフォーカスされた、ノンバイナリーの方は、社会が「当然のことながら男性もしくは女性という線引きで」制度や設備を設けたり、表現をしたりということに、自分が外れ値であるような孤独や、仲間が理解してくれないんだなーと言う孤独。時には、攻撃を感じて胸を痛める。
一方で、言葉を発した方、何か表現をした側は、それに気づくことができ無い場合がある。多い。
で、そうした時に私はどちら側かと考えると、「自分が気づかないところで、誰かを傷つけている」側になるなぁと思いまして。ですから、知ることで、勉強することで、そのように傷つく人を減らしたり、自分や自分の影響を受ける子供や周りの人が傷つけないように行動を変えることができるんじゃ無いかなと、この学びの場を連鎖的に広げたいなと、そう思っています。

一方で、私は発信側として、自分の個性を持って、限定的なターゲットの方に、より響いて、役に立つようなものを発信しようとしていて、
この時にもし、「誰も傷つけないでおこう」とするならば、まあるくてツルツルに美しい言葉でしか表現はできなくなります。

他の例え話で補足すると、セクシーな下着姿は、それが見たい人にとってはとても嬉しくて幸せになる視覚情報であっても、見る人にとっては苦痛な攻撃である、ということと同じで

でもだからと言って、下着で表現する人たちは、それをやめなくてはいけないかといったら、それは、表現の自由が、人間の生き方の自由として勝つ、と思っています。

なので結局は、あらゆる発信・表現に対しては、明確なフラグ立てと、棲み分け、が無いと、表現の自由と、傷つく人を守ることは、両立できないんじゃ無いかなと・・・例えばSNSをはじめとするネットの世界も、自分が「こういう情報は見たくない」と言えば、見えないようになる、聞こえないようになる、ということが理想かと。

でもまだ、そういったフィルタリングはできない社会ですから、私の発信する内容も、不用意に、不愉快になる人のところに届かないようにね。工夫しないといけませんよね。

ということで

私は、「開花したいお花の貴女へ」と言うことで普段お話をさせていただいています。
あえて、女性へ、とか、ママへ、などというカテゴライズに繋がる言葉は「お花」と表現していて、「私はお花です」「開花したいです」と言う方でしたらどういう性自認をされていても対象ですが、内容としては
社会的ジェンダーとして女性の生き方を話していったり
生物学的にの女性性や母性のことを深めていったり
ざっくりと「女性」のことをお話ししますし
私が経験して身につけた知恵を共有しようとすると、時にはそれは性的に偏った意見になることもあります。

でも、私はAllyでもある。

この両立を果たしていくために、これからも、学び続けて、そしてAllyとして今回ですと例えばノンバイナリー当事者の方と繋がりができたわけですから、そういった方のご意見や感覚も、伺い続け、自分の表現のチューニングや、工夫を続けていきたいと思います。

それは、発信する内容、と言うだけでなくて、日々の発言、日々のちょっとしたことと言う点では
全ての人に必要なことですし、私も自分の発信する時間だけに限ったことではありません。

ご一緒に、学んで、つなげていきましょう!

今日は、以上です。

いろんな意味で、開花したいお花さんたちを、私や、メンバー間で刺激したりサポートし合う、LINEのオープンチャット「やさしい開花サロン」へのご参加
まだ募集中です。
ピンと来た方は、概要欄にURLを貼っておりますので、お待ちしております。

ではまた、お耳にかかるまで
お元気で、おだやかに
お過ごしくださいね。

ごきげんよう〜


オープンチャット「やさしい開花サロン」


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?