自分の生きる意味を考え始める瞬間
ある三姉妹の考察から
第一子
のそれは、母のおっぱいから離される時から始まる
第二子の出現によって、今までふんだんに与えられていたものに制限が生まれ
求めても与えられない辛さ
母の愛が制限されたと感じる
やり場のない辛さ
このイニシエーションを経て、自分の存在の意味を問う旅が始まる
第二子
はどうだろう
生まれ落ちたその時から、常に自分より上の存在がいる
そして次に産まれ来る者への恐怖
親の愛情をかけて、常にレースをしてる状態のなか、第二子は個性を発揮し、自分の優秀さを強くアピールしていく
常に脱落の危機感でストレス過多で
怪我と病気が付きまとう
末子
といえば、ともすれば何も出来ない赤ちゃんである事を売りに、依存を正当化し、はなから自立など考えないかもしれない
または、何をしても許される特権を行使して、生きる意味など考える必要もなく、自由気ままに生きる事も出来る。
弱きものにはすこぶる優しいが、
思い通りにいかないと癇癪を起こす
親の想い
の強さは、下に行くほど、程よく薄まっていくのではないだろうか
そして末子になると、むしろ何も出来ない有様を愛おしく思う
長子には、良くも悪くも想いの濃さがのしかかる
ましてや一人っ子の場合には、その重量は半端ない
現在
は核家族の濃密な空間の中
もはや窒息しそうな子供達が
人より優秀である事が何より重要とされる西洋文明の教育を受け
受験という戦いに向かってエネルギーの大半を注ぐ
そして良い年齢になって、自分が本当にやりたい事ってなんだろう?
と自問するのだ
あれかこれかと試してみるも、その時には身体も頭も上手く動かない
かつてあったはずの情熱や活力が、残っているとしても、宴の後のキャンプファイヤーの如し
いやいや、その前に地球に異変が起こる事も騒がれている昨今
生きる意味を
何処にみるか
若者達に問いたい
「今」
#生きる意味
#幸せは何処に
#三姉妹考察
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