無事退院

退院当日の迎えは都合のいい人なら誰でもいいってわけではなくて本人が荷物を運ばなくてもいいように人選が必要となってくる

前例があるらしく玄関で転んで再入院することになった人がいるからと厳しく言われていた
前夜は窓からの景色を目に焼き付けてうっすら涙が流れたほど思い出の40日となった

毎日あいさつしていた彼女にも朝食の時間前に退院することを話すの迷ったけど黙って消えるわけにもいかないので早めにタイミングを見計らって打ち明けた

もちろん泣かれたのでこちらも泣いちゃったけどお互い日常生活に戻っていかなあかんからと固い約束をして先に出ることを納得してもらった

久しぶりの我が家
送ってもらってそのまま1人でリビングへ静かにドアを開けるとポカン顔でこちらを見ていたが少しずつ理解できたようで歓迎してくれた

テラスでは種まきした雑穀がプランターで1本だけ実って出迎えてくれた泣

まずは持ち帰った洗濯物を全自動スイッチONしてその間に久々の抹茶タイムができた
ところで驚いたことは洗濯の洗剤を入れようとプラスチックの計量スプーンを取り出したつもりが台所の調味料の計量スプーンが入っとったことにゃびっくり仰天だった

はぁっとため息ひとつ笑笑

何はともあれ今夜はうちで寝れる