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天皇賞・秋 考察~印、買い目

お疲れ様です。今週末の天皇賞・秋は久しぶりの天覧競馬となりますね。私が印象に残っているのは、エイシンフラッシュで勝ったミルコが馬から降りての最敬礼ですかね。馬場に降りることは禁じられており、物議を醸しましたが、私はあの時のミルコがめっちゃカッコ良くて…。 そんなミルコ鞍上のサークルオブライフをイクイノックス追撃の一頭として推す予定ではありましたが、挫石によるレース回避、週始めにして予定が狂いました。
 やっと仕事も落ち着いたので、天皇賞・秋についてまとめていこうと思います。今回は追い切り評価、枠順から展開予想といういつもの流れで予想していこうと思ってたのですが、11頭立てになったこともあり、そこまで枠順については意識しなくてもいいかなという印象です。それよりも、今週からBコース替わりなので、土曜日の馬場からしっかりトラックバイアスを見極めていきたいと思っています。例年ですと「高速馬場」です。さて今年は?

【考察】
※追い切りデータ、陣営コメント
➝競馬の魅力様より引用
①ノースブリッジ
内枠でゲートさえ問題なければ、この馬が逃げ馬の後ろをつけられるのではないかと思う。この馬がジャックドールと競り合うようなことになれば、前半のペースが上がる可能性もある。ただそれは先行して粘り込むというこの馬の土俵にはならないので、ジャックドールを前に行かせる形をとるのではないか?今回は先行勢から中団前目にかけて、強豪が集まる隊列になると思われ、この馬が高速馬場で逃げ馬の後ろで好位をキープできたところで、やはり差し込まれる可能性は高いと思われるので、前残りは厳しいと判断する。

逃げ馬いかせる? ハナを争う?

②エヒト  
この馬が得意とするのは、右回り、2000m、外枠からスムーズな競馬ができること。今回は確固たる逃げ馬であるジャックドールが前を切る形でハナを主張すると見られ、この馬の隣にはノースブリッジがいる。ノースブリッジもまた最内からならハナ争いに加わると思われる。先行勢にもガイアフォースもいること、中団前目にもっていきたい強豪勢もいることから、位置は下げざるを得ないのでは?またスムーズな競馬という点でも、高速馬場でのある程度タイトな流れでの末脚勝負にもなりそうであり、やはりここでは厳しいのではと判断する。

③ドゥデュース
1週前追い切りでは騎手騎乗で抜群の手応え、スピード感溢れる動きで仕上がりに問題はないと思えた。最終追い切りで気になったのは、いつものルーチンであればポリトラックで調整するところを坂路を使ってきたところ。ただこれについては友道調教師の言葉からも頷ける内容だったので問題ないと思う。レース間隔のことを𝕏で指摘する方もいるが、この追い切り内容見ても問題はないと判断する。強いて言うなら、𝕏でも話したことだが追走時のポジション。テンが遅い馬であり3番ではいったん下げざるを得ないのではないか?そこでどこまで下げるかということ。希望は中団にはつけたいところ。その位置であれば末脚勝負になった時にはやはり馬券内にはくるのではないかと予想する。その点については、展開予想で触れていきたいと思う。あとは目標がここなのか、ジャパンカップなのか、その点についても気になるところ。まぁイクイノックスにしても、同じローテなので、どちらも狙ってるとも思えますが。

④ダノンベルーガ
この馬もまた、ゲートからテンの速い馬ではなく、モレイラ騎手がどの位置で追走していくかが最初のポイントになると思われる。おそらく、ドゥデュース、ダノンベルーガは同じような位置取り(中団やや後ろ)で追走すると思え、その前にはイクイノックスではないかと思う。ダノンベルーガにしても、ドゥデュースにしても、どのタイミングで仕掛けていくかも、かなり重要なポイントになりそう。脚質的には高速馬場ウェルカム、上がり勝負という点でも好走する条件にはハマるが、ここまで勝ちきれないという面もあるので、軸にはしづらいとは思う。

⑤ガイアフォース
前をいくジャックドール、ノースブリッジを見る形での3番手追走が可能か。前走オールカマーで触れたことだが、マイルを使ってきて2200mへの距離延長は、元々走っていた距離ではあったとしても、歓迎できないとし軽視した。しかしながらあれが天皇賞への布石とした場合、そこから200mの距離短縮はむしろプラスではないかとも考えられる。また得意の左回りと高速馬場もこの馬にとってはベスト条件でもある。あとは王道といわれる2000mという距離で、一線級であるG1馬たちに抗えるだけの力があるかということだけ。面白い一頭ではあるかも知れない。

G1メンバーに通用するか

⑥ジャスティンパレス
天皇賞・春を制して、宝塚記念では3着、そして天皇賞・秋と少しずつ距離を短縮してきている訳だが、いずれも瞬発力を活かしての好走だけに、追走位置にもよるが、上手く脚を溜めつつ、早めに仕掛け粘り込みを狙っていければ面白いかも知れない。早めにといったのは、展開予想でも触れるが、この馬の前にはおそらくイクイノックス、また同じ位置にドゥデュースやダノンベルーガ、またその後ろにはプログノーシスが控える形になると思え、直線いっせいのせいでの瞬発力勝負では分が悪いと私は考える。長距離戦でのスタミナもあるので、早めに仕掛け、残すことができれば面白い一頭だと考える。

仕掛けるタイミングがポイントか

⑦イクイノックス
昨年は現地でその豪脚を目の当たりにした訳だが、今回は2連覇のかかるレース。これまでの戦歴、そしてここまでの追い切り内容を考えると、この馬が飛ぶという馬券はやはり想定できない。今回のメンバーを考えると、あまり後ろからはいきたくないハズ。ある程度前に出してくると思われるので、中団前目のポジションではないかと考える。この馬の仕掛けるタイミングは見物。この馬より先に仕掛けるのか、合わせていくのか、後ろから追い込めるのか、この馬を中心とした相手の動きもまた面白い。鞍上のルメールはわかりやすい。本当に自信のあるときは、「バッチリダヨ」「チョウシイイヨ」と前向きなコメントをする。今回は…

文句のない仕上がり  個人評価A

⑧ヒシイグアス
元々虚弱体質な馬であり、馬齢ほどキャリアはない。大阪杯、札幌記念は輸送による馬体重減が響いた内容。今回馬体重を戻してきているのなら、面白い一頭ではある。また輸送のない関東圏での競馬もプラスではある。気になるのはやはり状態面。堀調教師からあまりプラスな発言がなく(もともと褒めない調教師だが)、状態面については疑わしい。本当なら狙いたい馬ではあるが…。

トモいいとは言っていない。レースまで仕上げていく?

⑨プログノーシス
中距離での高速馬場は条件に合う。鞍上は川田騎手、札幌記念ではあのタフコンディションの中での末脚を活かしての圧勝。これを見ると軽視はできないとは思うものの、懸念材料は後ろからの競馬がデフォルトであること。枠順もまた外枠なので、無理に前に出していくとは思えず、後方から追走、
徐々にポジションを上げていき、決勝戦での末脚勝負にかける…そんな形が想像できる。ただし、イクイノックスもそうだが、ジャスティンパレス、ドゥデュース、ダノンベルーガも強豪。後ろから進めるにあたり、どの馬を締めていくかも気になる。川田騎手というのはそういう騎手。 ドゥデュースを外から回していき、締めていくのではないか?ダノンベルーガとは1.3秒差をつけ札幌記念で勝っている(あれで勝負付はついてるとは思えないが)などを考えると、やはり怖いのはドゥデュースではないか?インでドゥデュースが脚を溜めるなら、そこを蓋をしていくとか。あくまでも妄想だが。川田騎手がどのポジションから追走し、どのタイミングで仕掛けるかも見物だと思う。

1週前追い切りと陣営コメント


最終追い切りと陣営コメント

⑩ジャックドール
パンサラッサのいない今回、馬の状態面はかなり良さそうなので外枠ではあるが、前を切る形でハナへ、単騎逃げは叶いそうではある。厄介なのはノースブリッジか。騎手も癖があり、単騎逃げできずにハナを、競うようだと苦しい展開になるかも。大阪杯を武騎手で逃げ切ってはいるが、今回はその時のメンバーよりも強化されている。単騎逃げできれば面白いとは思うものの、残せるか?かなりピンパー要素が強い。ただここまで人気しないなら狙ってみても面白いかも知れない。

状態面は過去イチ 逃げ残り叶うか

⑪アドマイヤハダル
毎日王冠を振り返りたい。後ろからのポジションでありながら4着まで追い込んできている。上がりだけみれば、実はシュネルマイスターより速い上がりを使っており、3着4着の差は位置取りの差だと振り返りをしていました。ただ位置取りの差だけではなく、最後脚が止まったようにも思える。左回りでもいけるという点は評価。では今回はというと、メンバーがさらに強化され、今回も後ろからの競馬となりそうであり、今回は厳しいのではないかと判断するが、穴人気しそうな一頭かも知れない。

毎日王冠ではシュネルマイスターより速い上がり

【展開予想】
逃げるのは⑩ジャックドール、それを見る形で①ノースブリッジ、⑤ジャックドール、ここまでが前をいく先団か。②エヒトはゲートからスムーズに前にでれるようならその後ろ、出られなかった場合は後方からの競馬になる。④ダノンベルーガ、⑧ヒシイグアス、⑦イクイノックスあたりが中団前目のポジションから、それを見る形で③ドゥデュース、⑥ジャスティンパレス、ここまでが中団を形成。後ろからは⑪アドマイヤハダル、⑩プログノーシスという隊列か。

【展開面でのキーポイント】
①ジャックドールが単騎逃げが叶うか。叶った場合のペースは?➝前残りの可能性は十分に有り得ると考えている。ハナを切ったあと、いったんスローで展開し落ち着かせる、その後早めにペースを上げ、セーフティーリードを保とうとするのではないか?状態面がかなり良さそうなので、この馬を切る判断には至らない。面白い存在。

②ノースブリッジはジャックドールの単騎逃げを許すか?➝競りかけても意味がない。好位でインダメからなら、決勝戦では得意のイン突きが見られるかも知れないが、やはり相手は強すぎるため、今回は先行して残していくのは厳しいと判断する。

③イクイノックスは中団あたりから追走、仕掛けるタイミングは?➝ドゥデュース、ダノンベルーガよりは前に位置取りすると思われ、先に仕掛けるのはイクイノックスだと思っている。またその分、突き放すのではなく、差し込まれる要素はあるのではないかと推測する。

④イクイノックスの後ろにいる有力勢、ドゥデュース、ダノンベルーガ、ジャスティンパレスの仕掛けるタイミングは?➝イクイノックスが仕掛ける前に早めに仕掛けたいのが、ジャスティンパレスであり、持続力勝負に持ち込むのではなかろうか。またドゥデュース、ダノンベルーガはイクイノックスの動きを見ながら仕掛けていくように思える。

⑤プログノーシスはどのタイミングで位置を上げていくか?仕掛けどころは?➝11頭立てで壁が作りにくくなるのではないか?気性的に難がある馬だけに、そこが懸念材料だと思え、かかってしまえば想定より早く前に出していまい末脚不発も考えられるかもしれない。また仕掛けが遅くなれば、今度は届かない可能性も秘めており、正直買いづらい一頭だと思っている。個人的には消しか、抑えまで。

展開予想すると①~⑤についてがポイントになってくるように思える。

【印】 
◎3 ドゥデュース
○7 イクイノックス
▲4 ダノンベルーガ
△6  ジャスティンパレス
△10 ジャックドール
穴8 ヒシイグアス
穴5 ガイアフォース
大穴11 アドマイヤハダル

※9 プログノーシスは私は切る判断としましたが、3連系の抑えにおいてもいいとは思います。

※8 ヒシイグアスについては、状態面を疑問視する反面、この馬の底力でなんかしでかすような感じにも思え、抑えとしました。

【買い目】 
①馬単 3⇆7
②ワイド 6➝3 4 5 7 10
③3連複2軸流し  3 7➝4 5 6 8 10  (9) (11)
④3連単F 3 7➝3 7➝4 5 6 8 10 (9) (11)

以上です。
当たるといいですね。本音いうとイクイノックスがここで負ける姿は見たくない反面、負けるとした
らここかなとも思っています。どちらにしても楽しみな、一戦です。

ではでは👋


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