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CahierdeVoyageパリアムステルダム旅日記1991

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"Cahier de Voyageパリ-アムステルダム旅日記1991”は26才はじめて海外一人旅をした時の旅絵日記です。毎日パリを歩きまくり、毎夜書きなぐった覚書のような日記です…
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旅日記19日目アムステルダム・ゴッホ美術館&市立美術館(1991年8月17日)

ゴッホ美術館は1994年に黒川紀章が設計した別館がオープンしたそうだ。 そして、すぐ近くにあるアムステルダム市立美術館へ。こちらの美術館ではたくさんの出会いあり。 Jan Bonsのことを調べても詳しく出てこないが「90 affiches of Jan Bons」という展覧会が2008年にロッテルダムであったようなので、リンクを貼っておく。とってもカラフルで大胆。Anthon Beekeというオランダを代表するグラフィックデザイナーの作品も多数あった。市立美術館も2012年

旅日記16日目パリ最後の日(1991年8月14日)

16日間思いっきりパリを歩き回った。旅の後半は、オランダ・アムステルダム在住の日本人のご家族を紹介していただいたので、訪ねる。アムステルダムからベルギー・ブリュッセルなどにも足を延ばす。

旅日記15日目パリからルーアンへ(1991年8月13日)

モネが描いたルーアン大聖堂やジャンヌ・ダルクが監禁された塔などを見物。 この旅行の前はアテネフランセに通ったりマンツーマンでフランス語の初歩を学んでいたが、やはり聞き取れないしボキャブラリーもないので会話が難しい。もっとフランス語がわかるようになりたい!パリに住もうと決意した夜だったのかな。

旅日記14日目パリで映画を観る(1991年8月12日)

「L'Epée de Bois」という小さな映画館で「Aux yeux du monde(愛を止めないで)」を観た。シャルロット・ゲンズブールとイヴァン・アタルが初共演している映画。この2人は何度も映画で共演し、現在が夫婦である。 宿で一緒になった大学教授に「Académie de la bière」に連れて行ってもらった。ベルギービールとの初めての出会い。それぞれのビールに専用のグラスがある(今では当たり前だが)。私は「Vieux Temps」。「mort subite(

旅日記13日目パリ・モロー美術館とロダン美術館(1991年8月11日)

9区にあるギュスターブ・モロー美術館へ。モローの邸宅であった建物が美術館として公開されている。26歳の私は、モローが好きではないみたいだ。建物の装飾が美しい。 クリニャンクール蚤の市へ。危ないから行っちゃだめと言われたが、一人で行動していると目立たないので案外平気。頼まれた古本を買ったり、お店の人とおしゃべりしたり、満喫した。 ロダン美術館へ。ロダンの愛人だったカミーユ・クローデルの作品もたくさん観ることが出来る。この時はまだイザベル・アジャーニが主演した映画「カミーユ・

旅日記12日目パリ・植物園(1991年8月10日)

宿で出会ったKさんとJardin des Plantes パリ植物園へ。ここは動物園もあるので、どこからともなく鳴き声や動物園の匂いがします。ゆったりと過ごせる気持ちの良い場所です。みんなでビールを飲んだのは老舗デパートLa SAMARITAINEの屋上。2005年から改修工事のため16年も閉鎖されていた!2021年リニューアルオープンしたそうだが、この時のように気軽に屋上へ行けるのだろうか…..。 パリを散策していて、いちばん困るのがトイレ。トイレを借りるためにカフェに入

旅日記11日目パリからジヴェルニーモネの庭へ(1991年8月9日)

早起きしてジヴェルニーのJardin Claude MONET(モネの庭)へ。モネが晩年を過ごした家と睡蓮の庭がある。 パリ・サン=ラザール駅からヴェルノンまで1時間くらい、そこからジヴェルニーへはシャトルバスがある。本数が非常に少ないので、注意が必要。私が行った翌年にはジヴェルニー印象派美術館もできたようだ。 学生街カルチェラタンの大好きな本屋さん「GIBERT JEUNE(ジべールジューヌ)へ。あらゆるジャンルの本を網羅しているインスピレーションの宝庫。パリに住んでいた

旅日記8日目パリ・オペラ座界隈(1991年8月6日)

旅も8日目。まだまだ旅は続くのでコインランドリーに行ってみました。 オペラ座(Opéra Palais Garnier)は、建物内部の見学ができる。自由見学だと当時25フラン。1フラン=22円〜28円なので700円しないくらい。現在は自由見学は14ユーロで2000円近く‥‥高い。とても気軽には入れないお値段だ フランス国立図書館にほど近いパサージュのGalerie Vivienne(ギャルリー・ヴィヴィエンヌ)の中の古本屋に行ったようだ。googleで調べたらどうやらここ

旅日記7日目パリ・ピカソ美術館とポンピドゥーセンター(1991年8月5日)

カルトミュゼ5日目はマレ地区にある「ピカソ美術館」とポンピドゥー・センターの「国立近代美術館」へ。 「SUPER HEROS」というbande dessinéeバンドデシネ専門の本屋さんは今もあるようで、嬉しい。

旅日記5日目パリ美術館巡り(1991年8月3日)

カルトミュゼ(フリーパス)をこなすために今日も美術館へ。 この日は1日かけてルーブル美術館を観ます。 この「Singe assis(座る猿)」には、いまだに会えていません。 ルーブルから歩いて「フォーラム・デ・アール」という大型ショッピングモールへ。フランス語でのお買物に挑戦。 「Quel est votre taille(サイズは?」と聞かれたようだ。 この時、私が「L'addition,s'ei vous plaît」と言ってるが、それはカフェやレストランで使う「お勘