認知症について調べてみました!

 6年前に他界した母代わりの祖母は、88歳まで脳性麻痺の症状がある私の介助をするくらいしっかりしていました。しかし、その1年後、コンロの火を消し忘れる。元々はきれいに角を合わせて畳むタオルの角を合わせない。といった異変が出始めていました。最初にそのことに気が付いたのは、孫である自分でしたが、普段施設にいるので、いつも家にいるお父さんやおばさんに言う勇気がありませんでした。そうして、言えない日が重なっていったある日、親から「最近、おばあさんボケている」と話がありました。その話を聞いた時は、自身が祖母の様子がおかしいと気が付いていたのにも拘らず、誰にも教えられなかったことを悔みました。なので、現在、ご自分の家族に異変を感じている人がいたら、1人の胸にしまい込まないで親族に打ち明けてみてほしいです! 

認知症とはどういうものか? 

認知症についての定義は、厚生労働省:政策レポート(認知症を理解する)のサイトから該当箇所を引用します。

 脳は、私たちのほとんどあらゆる活動をコントロールしている司令塔です。それがうまく動かなければ、精神活動も身体活動もスムーズに運ばなくなります。
 認知症とは、いろいろな原因で、脳の細胞が死んでしまったり、動きが悪くなったためにさまざまな障害が起こり、生活するうえで支障が出ている状況(6か月以上継続)を指します。

参考記事・動画

認知症を理解する

認知症:こころの情報サイト

家族介護・施設介護の臨床|UTokyo OCW

記事と動画を視聴してみての感想

自分は、先ほどご紹介させていただいた記事と動画を視聴するまで、おばあさんの認知機能が悪くなったのは、私の生活が忙しくなっていき、電話をかけることが減っていったからだと思っていました。けれども、記事を読み、歳をとるほど症状が現れやすくなるのを知り、後悔のしこりが少し柔らかくなりました!

また、動画を視聴し、認知症の徘徊や口にはしていけないものを食べてしまう裏には、原因疾患があって直せないが、周囲の理解・対応・適切な環境があると、行動障害は問題にならない場合があることを学びました!したがって、直接な介護は出来なくても、相槌を打ったり、道に迷っている人を見たら行き先を聞き、案内をしたりしたいです!


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