尼崎でニホンミツバチを育てたい~出逢い編その弐
はじめての出逢い
ニホンミツバチの養蜂家のマツイさんに巣箱に連れて行っていただくなか、もんもんと
わたしはもともと虫が好きじゃない。
ましてや、ミツバチは刺すし、こわいっ。
だから、いままでかかわったことがなかったし。
こうして連れて行っていただいたところで、
気持ち悪くなって逃げだしちゃうかも・・・
ドキドキしながら、巣箱のある草むらへ。
そこには丸太のような形の巣箱があり、
丸太の割れ目から、ミツバチが出入りしている。
「ちっちゃ」
ミツバチって、こんなにちっちゃくてかわいかったっけ?
ふわふわもふもふしてたっけ?
ミツバチ豆知識<ハチの種類>
後から知ったのですが、わたしが普段よく町で見かけてこわがっていたのは
「アシナガバチ」という
「狩りバチ」の種類。
「狩りバチ」の針は返しがなく、何度も刺せてしまいます。
「オオスズメバチ」や「
キイロスズメバチ」なども。
でも彼らもよほどのことがない限り刺しません。
「ミツバチ」は「花バチ」の種類。
刺すと針に返しがあって、抜くときに内臓ごとちぎれるので、死んでしまいます。なので、よほど命の危険を感じない限りは刺しません。
「クマバチ」や「西洋ミツバチ」「マルハナバチ」なども。
巣箱の中身をみせていただくと、たくさんのミツバチたち。
中には足に丸い黄色いなにかがついています。
「これは花粉だんごといって、花粉を団子状にして体につけて運びます。花粉団子は、ミツバチにとって貴重なたんぱく源なんです」
そう。ミツバチたちの食事はこんな感じ。
<ミツバチの食事>
働きバチ・雄バチ→花粉・蜂蜜(生まれてすぐだけローヤルゼリー)
女王バチ→ローヤルゼリー
「だんご💕かわい💕」
巣箱の出入り口におしりをむけて、必死で羽をバタバタしている働きバチたち。
「これは?」
「これは、空調部隊で巣箱の中の温度調整をしています」
「へ~」
「ミツバチはいろんな役割分担が厳密にされていて、子育て・掃除・巣作り・餌探し・門番などなどいろいろあるんです」
そうなんだ。
・・・・
はっ
永遠に見られる・・。
なんやろ。
なんとも言えんこの感覚・・
なんやろ。
採蜜が済み、採れたての蜂蜜を、巣ごとカットしていただくと
「ふぁ~~~~~💕なにこれ?!」
ふつうに売ってる蜂蜜と、まっっっっったくちがう!!!!!
おいしい?ううん。それだけじゃなくて、なんかすごっ!!
「どうでした?ミツバチは?」
「永遠にみておきたいです」
「(笑)」
採蜜後だったか、とりあえずどういう経緯でここに来たかお話し(あたたかく聴いてくださいました😢)し、
お互いミツバチのすごさについて語り合い熱い時間をすごしました。
こうして、
とにかくわからないけど「なんだかすごい」ミツバチにますます興味を持ち、滋賀県の信楽まで通い続け、マツイさんに懇切丁寧に、ニホンミツバチのことや、採蜜の方法、蜜蝋の作り方まで教えていただき、ミツバチとの関わりははじまりました。
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