何度でも思い出す

今日は半年ぶりに、敬愛する登坂倫子せんせいのワークショップに参加。仕事を1時間早退させてもらって、ぱらぱら小雨の中、ダッシュで家に帰ると開始時間10分前。ひとつの日常から、もうひとつの日常へ。オンラインって、素晴らしい。画面の向こうに久々に見る仲間たちの顔。みんな、いろいろあっても元気で生きている。ただ嬉しい。

リンクレイターのウォーミングアップ、たった1時間だったけれど開始5分ほどで涙が出てきた。対面でクラスに参加していたときもそうだった。じぶんのこころやからだに意識を向ける。何にもとらわれずに、じぶんの中に何が起きているのかただ感じる。たったそれだけのことなのに、それを忘れていたことを、思い出す。これが、したかったんだな。じぶんにとって大事な大事なことなんだな。いつも忘れてしまうけれど、わたしはわたしを愛している。それを忘れていることを、忘れている。

思い出されたわたしは、とても喜んでいて、とても自由で、よく響いて、どこまでもひろがっていた。こんな時間をまた持つことができた。忘れることがあっても、何度でも思い出せる。安心して、穏やかな気持ち。世界にありがとうと伝え、世界からありがとうを受け取る。ぐるぐるとめぐる。再発見の場。まわりにあるひかりや匂いに気づく。深く満たされる。知識よりも濃い、圧倒的な体感。