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ニューヨーク/マンハッタンの地下鉄の乗り方

初のNYへ旅をする方にはぜひ乗っていただきたいMTAについて書いてみようかな〜と思います♡

ニューヨーク/マンハッタン・ブロンクス・ブルックリン・クイーンズでの移動手段、といえば、24h運行している地下鉄があげられるかな〜と思います。安全でなおかつ、利便性が抜群です。

その他には、イエローキャブ(タクシー)、バス、UverViaがあります 。(ニュージャージー方面はバスが主流)私はマンハッタンではわりとライドシェア(相乗り)のViaを利用します。

マンハッタンには至る所に地下鉄の乗り場があり、大きくはアップタウン↑行きとダウンタウン↓行きのどちらかにわかれています。(ブルックリン/クイーンズ行きも、もちろん有)

写真にありますが、地下鉄の路線は8ラインあり、

ブルーのA・C・Eライン
イエローのN・Q・Rライン
レッドの1・2・3ライン
ライングリーンの4・5・6ライン
グレーのLライン
パープルの7ライン
オレンジのF・Mライン
ブラウンのJ・Zライン

急行は2・3・4・5・7・A・D・Q・N・J・Zです。
(7は各停もあり)

はじめての時はとくに、地下鉄はカオスですから「Local/各停」「Express/急行」の表示は確認できるといいですよ。(電車によって表示がないもの有)気づけば降りたい駅をどんどん通りすぎてずっと遠くへ運ばれている、ということがあります。

とはいえ、アナウンス無しに急行がいきなり各停になったり各停が急行になったり、ストップしたまま動かなくなることもしばしば・・・その辺りのサービスは日本ではなかなかあり得ないことですが、そのドキドキ感も楽しめたらいいかな〜と思います。笑

今、地下鉄はとても安全です。ただ、初めての方は乗車時間だけはちょっと注意が必要かもしれません。

早朝、もしくは、深夜頃になると人が少なくなります。誰も乗車していない車両は選ばないようにしましょう。出来る限り、人の多い車両へ。あとホーム隅はNO。(※子供連れの場合は早朝・深夜の地下鉄はおすすめしません、ホテルの入り口までイエローキャブを使うのが安全です)

では、実際にどうやって地下鉄に乗るのか・・・ですが、地下鉄乗車時には必ずメトロカードの購入が必須です。メトロカードは、バス利用もできます。

※メトロカードはここ8年で5回値上げをしています。以下情報は2019年2月時点のモノです。自動券売機で購入する手順は以下の通りです。(日本語を選べるタイプ有/JFKやグランドセントラルなど大きな駅)(ブースの係員から購入することも可)

自販を使って購入する方法

(1) Startを押す。
(2) 新規購入の場合は「Get a New Card」、
補充は「Refil your Card」
1回分乗車券は「Single Ride」を選択。
(3) 取り消す場合は「Go Back」。
(4) 支払い方法を「Cash」を選択。
(5) パネルに表示される金額のコインもしくは紙幣を投入。
(6) クレジットカードの場合はカード種類を選択、カードを挿入。素早く抜き取って暗証番号を入力。
(7) カードとお釣りを受け取る。レシートの受け取りも可能。

メトロカードを新規に購入する場合は、発行料として$1かかります。

現金の場合、自動券売機のおつりは1ドル硬貨で出てきます。そしておつりは$9.00以上は出ません。たとえば$20札をいれて$8.00分購入というのはできません。

料金とメトロカードの種類

地下鉄/路線バスの料金は共に一律$2.75で、日本の地下鉄のような距離別の料金体系ではありません。改札を通ったら、駅構内で乗り換えを何度行っても始発駅から終点駅までも一律$2.75です。

お年寄り/障害者の証明を持つ場合は半額。身長110cm以下の子供は3人までは大人が随行している場合は無料になります。

シングルライドチケット(一回乗車券)
$3.00 紙のチケットです。購入後2時間以内に利用開始ししなくてはならず、またバスの乗り換えはできません。

ペイ・パー・ライドのメトロカード
乗車毎支払い券には希望の料金($5.50〜$80.00)を入金でき、一度に$5.50以上入金する場合、11%のボーナスが加算されます。つまり$10.00加算すると、$11.10が入金されることとなります。

アンリミテットのメトロカード
1日に何度も利用する場合にはフリーパスが便利でお得です。7日、30日、急行バス7日プラス、のタイプがあります。

7-Day Unlimited Ride MetroCard
$32.00
バスは急行の利用不可。
30-Day Unlimited Ride MetroCard
$121.00
バスは急行の利用不可。
7-Day Express Bus Plus MetroCard
$59.50
バスは急行利用が可能。

メトロカードは使い始めた日が使用日となり、買った日からでは有りません。使い始めた日が使用開始日としてカードに記憶されます。

30日アンリミテッド・メトロカードを機械からcredit, debit,もしくはATM cardを使って購入したカードを紛失した場合は手続きすれば戻ります。手続きの方法は地下鉄駅構内の係り員の居るブースへ行き紛失したと伝えれば送り先や方法を書いた封筒が貰えます。購入した時の機械の番号が必要となります。

紛失した日以降の残されたカードの日数を換算、返金されますのでメトロカードは戻ってきません。

30日アンリミテッドメトロカードの紛失届けは1年に2回まで可能で1回目は無料、2回目に紛失した場合は5ドルの手数料が掛かります。この手数料の5ドルは紛失したカードの残り分の金額より引かれます。

注意事項
メトロカード(アンリミテット)は一度改札を通ると18分経過するまで次の利用ができません。これは1枚のカードを大勢で利用されてしまうことを防ぐための措置です。乗り換えの際に一旦改札を間違って出てしまった場合など注意が必要です。こうした場合はブースにいる係員がいれば事情を説明して対応して貰うことができます。(Pay Per Rideカードは1枚で4人まで同時に使用できます)

カードの有効期限
カード自体に有効期限が設定(1年)されていますので長期滞在で利用する場合は期限切れに注意が必要です。(短期滞在の場合は問題ありません。)具体的にはカード裏の左上にEXPIRESとして日付けが印字されています。残高が残っている時新しいカードへ残高を移すことが可能です。

ペイパーライドは残高が少なくなったら、補充できます。アンリミテットは期限(7日/30日)が切れても、カード自体の有効期限内(1年)は再び、アンリミテットの設定で補充購入が可能。年に数回、NYへ行く場合には、カードは捨てずにとっておきましょう♪

1枚のメトロカードでペイパーライドとアンリミテットを共存させることができます。エアトレイン及び高速バス以外の地下鉄及びバスの乗車時に乗り放題券として利用し、エアトレイン、高速バス、パス(PATHというニュージャージー州の列車)の利用時は乗車毎支払い券として利用できます。

〜お役立ち情報〜

週末土日はかなり工事が入るので急行が走らなかったり遅れたり急に違うルートを走ったりするのでMTAのウエブサイトを見たり乗っている時にアナウンスをよく聞いておかないと普段通りには走りません。あと急行が各駅になるので時間に余裕を持って行動すると良いです。

週末はラッシュがないから比較的満員電車にはならないけれどヤンキースの試合があったりすると車内、混み混みです。

平日は7:30-10時ぐらいがラッシュなのでそれを避けると座れるますよ。12:00am以降5:30am前も電車が遅くなったり、工事だったりすることが多いので注意。

安全のため必ず人が数人乗っている車両に乗ること。真ん中の車両なら車掌さんもいるし人も比較的多し。ニューヨークは安全になったとはいえ気を抜けるところじゃないですからね。あと地下鉄で犯罪にあっても駅の職員は助けを呼んでくれても助けてはくれないのでその辺りもしっかり認識しているといいかもしれません。

地下鉄のMAPは駅ブースの係員に無料でもらうことができます。あるとめちゃ便利です。もしくは、こちらからプリントアウトをオススメ。アプリもあります

なにか困ったことがあったときには、ブースの係員に聞きましょう。

メトロカードをGETしたらいざ改札へ〜♫

メトロカードは写真のようにす〜〜〜っとスライドをさせます。

あなたの旅が安全で素晴らしいモノになりますよに♫


余談ですが、私はGrand Central Station(グラセン)が大好き。建造物として歴史も深く、映画にも登場しますが、とても素敵な空間です。地下鉄を利用する際はぜひ降車してみてください♡


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