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1日ひとつ、イイコト探し☆ #10

【継ぎゆくご縁】

遠方より父の親友ご夫婦2組がお見えになり、みかん狩りへ行く……

というのが、12月の恒例行事となっていた我が実家。

父が亡くなって3度目の12月が巡ってきた今年〝も〟、父の親友ご夫婦たちがやって来られました。
そう、父に会えなくなった今なお、恒例行事は続いているのです。

おもてなしをするのは母。
わたしは、母がおもてなしをするための買い出しのアシストを。

父が生きていた頃は泊まりがけで来られ、夜には盃を酌み交わし、この恒例行事をめいっぱい楽しんでおられました。
父がいなくなってからは、日帰りで来られるのですが、それでも必ず実家へ寄ってくださり、父の仏壇へ手を合わせてからみかん狩りへと向かわれます。

しかも、毎年たーっくさんのお土産を携えて来られるのですよ。
白菜やカブなどの新鮮野菜、お餅やかき餅、鯖寿司、お米……
すべて自家製!
わたしのところへ分けるのを見越した量を持ってきてくださっており、本当に恐縮しきり。

さらに、みかん狩りの帰りに再び実家へ立ち寄り、みかんを置いて行ってくださる、という。

ありがたくて、ありがたくて。
なんとお礼を申し上げればよいのやら。

父にも感謝、ですよね。
父のご縁が母に、そして、わたしへとつながっているのですから。

父が遺してくれたご縁という宝を大切に生きていこう。
改めてそんなことを思った今日は、奇しくもmemoremo創業記念日☆
天にいる父に誓って、頑張っていきます!

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