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挙式スタイルの1つ、神前式とは?

神前式と聞いて、どのようなイメージをお持ちですか?

私は厳かな結婚式に憧れてはいたものの、神社で結婚式ってなんとなく敷居が高いと思っていました。

さらに大手の結婚情報サイトでも神前式の情報が少なく、具体的にどんなことをするのか、イメージが湧かなかったことも理由の一つです。

実際に式を挙げたら最初に紹介したように、本当に良くて。過去の私のように、敷居が高いと思っている方や神前式のイメージが湧かない方にぜひ知ってもらいたいです!
※神前式の流れについては、またご説明します。


神前式とは

神前式とは名前の通り、神様の前で結婚を誓う日本の伝統的な挙式スタイルのことです。両家の結びつきを大切にするため、基本的に家族や親族のみの参列となっています。

神前式の歴史は古く、室町時代まで遡り、当時は3日ほどかけて結婚式が行われていたそうです。

現在のような結婚式の流れに整えられたのは、明治33年。大正天皇が東京大神宮(当時の日比谷大神宮)で挙げた結婚式が、最初だと言われています。

費用について


費用は平均35.7万円(「ゼクシィ結婚トレンド調査2021」首都圏推計値より)。この金額に初穂料がプラスされます。

初穂料とは、神社で挙式をした時に謝礼として納めるお金のことです。神社によって金額は異なりますが、5~10万円が相場となっています。
※友人の妹は地元の神社で結婚式を挙げた時、初穂料が2万円だったと言っていて、神社によって全然違うんだなと思いました。

衣装について


神前式の新婦の衣装といったら、1番に思い浮かぶのが白無垢ではないでしょうか。私も白無垢を選びました。

白無垢とは、着物の上に羽織る打掛のことで、表裏白一色で仕立てています。結婚式における和装は、他にも色打ち掛け、黒引き振り袖がありますが、その中で最も格式が高い衣装です。

婚礼衣装は着物から小物、装飾品まで、白無垢に合わせて全て真っ白にそろえるのが基本。ただ、小物をコーディネートのアクセントにすることもできるので、小物だけ赤に統一しました。

白無垢にのみ合わせることができる綿帽子に、憧れはありましたが…身長155cmの私だと頭でっかちで、全身のバランスが悪くなりそうなので、洋髪にしてもらいました。悩みに悩んで綿帽子をやめましたが、素敵に仕上げてもらえたので、洋髪にして良かったです。

このように自分なりに衣装や髪形を楽しむことができます。

新郎の場合は最も格式の高い衣装・紋付羽織袴の一択で、色は黒が一般的。

夫は服にこだわりがないので、あまり選択肢がなくてよかったそうです。

雨の日の考え方


神前式で1番の懸念点が天候だと思います。

雨は神様からの歓迎、縁起がいいと言われているので、私はあまり心配していませんでした。


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