娘の涙【アメリカへ転校する友達との別れ】
今日は娘の小学校の終業式でした。
明日から夏休みです。
今回の記事は、前回の記事で書いた同じクラスの仲の良いお友達が夏休み中にアメリカへ引っ越して、転校する話の続きです。
転校することを知った時は、寂しいとは口にしていなかった娘。帰宅後も気にかけてはいましたが、大丈夫そうだな…と思っていました。
しかし学校で我慢していた気持ちが溢れ出したのか、もしくは今日1日を終えて、急に実感がわいたのか…
娘は寝る前に私にこう話しました。
「お母さん…早くお布団でごろんしようよ〜。」
「うん、ちょっとお母さんドライヤーだけさせてね。髪の毛乾かしたらお布団行くから先に行っといてね^ ^」
「早く〜行こうよ〜。」
「うん、髪の毛乾かさないと寝癖つくから…5分ほど待っててね💦」
「お母さん…」
言葉を詰まらせる娘。
振り返る私。
「…○○、どうしたん?」
娘の顔を見ると大粒の涙が溢れていました。
「○○さん、今日で最後で…寂しい。」と。
私はすぐに娘を抱きしめました。
そりゃあそうだ。最近一番仲の良かったお友達が見知らぬ異国の地へ転校してしまう。次にいつ日本に帰ってくるかもわからないし、いつ会えるかわからない。
そんな状況で悲しくないわけがない。
私はぎゅっと抱きしめて、娘の気持ちと言葉をゆっくり受け止めました。私まで目頭が熱くなりました。
その時は私は励ましてあげないといけないと思い、ぐっと泣くのを堪えました。
今、思い返すと涙が出てきました。
前回の記事にも書きましたが、転校する友達(親友)を見送る気持ち。また、自分自身が転校する時の気持ち…私にはどちらもわかります。
ただ娘と大きく違うこと…それは私の場合は同じ日本で引っ越し先の住所や連絡先を知っていて、いつでも再会しようと思えば再会できたことです。
もちろん小学2年生の娘とその子は携帯電話は持っていません。
家の電話がない家庭も珍しくない今の時代。
共働き家庭も多く、友達同士がお互いの家へ遊びに行く機会も私が小学生の時に比べると少ないように思います。
これからは子供のために、仲の良い友達のお母さんに自分から積極的に声をかけて、連絡先くらい交換しておくべきかな…と初めて思った日でした。
娘にとって、おそらく今までで一番寂しい別れになったことでしょう。
またお友達が何かの機会で日本へ帰国し、再会できたら良いな。
別れは新しい出会いの始まりでもあります。
見知らぬ土地で新たな環境で頑張るお友達のことを陰ながら応援しています。
まとまりのない文を読んで頂き、ありがとうございました🙇♀️
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