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No.15💜4日間の入院生活④💜    ~退院支援Nsさんの言葉~

 入院3日目に個室から大部屋へ移動になりました。
血圧が低く疲労感もあることから、PTさんとのリハビリを病室で行いました。太もも上げ、踵上げ、つま先上げを行い、起居動作を確認して歩行器で廊下1周しました。小股ですり足歩行なのでつま先を上げることを意識して歩くように指導してくれました。

 退院支援看護師さんが訪室してくださいました。

 前回の入院時には、
「ここは病院だからね。自分の住み慣れたところで、自分の生活スタイルで生活していった方が良くなると思うからね。あとは歩き方で、すり足になると思うけど、なるべく歩くときは踵から下ろすことをポイントとして意識するといいよ。それと靴を選ぶときは、紐靴ではなくマジックテープね。足をしっかり固定することができるよ。誰にでも歩き癖はあるから、病気だからとは思わずに、踵からって歩くようにすれば大丈夫よ。だから退院するまでリハビリを頑張ろう。病室でも一人でできるリハビリを教わり、無理せずにその宿題をするようにしましょう。」と声をかけてくださいました。

 今回の入院ではこんな言葉をかけてくださいました。
「mamiさんが頑張り屋さんなのを知っていたのに、かえって頑張らせすぎ
ちゃったかな。私の言葉で気負わせすぎちゃったかな。退院したら疲れな
いように休息してね。でも身体機能は維持させる、低下させない、すごく
難しいことなんだけどね。少し疲れちゃったけど、あと少しだから頑張ろう
っていうのはダメだよ。それは無しね。そしたら次回に1回分運動を増やせ 
ばいいんだから。スケジュール立てるといいかもしれないね。でもキッチリ
しすぎないでね。休息15分横になる時間も入れてね。
通所リハビリテーションに行ってみて、どんなスケジュールで過ご
したらいいかとか考えてもらうのもいいかもね。」

体力に合わせて焦らず、そして急発進しないでのんびりやっていこうと、今回の再入院で身に染みて感じました。

 退院、そしてリハビリ最終日には歩行器でリハビリ室へ行きました。
自宅に帰宅した際に段差の上りに苦労したことを伝えると、その練習を中心に行ってくれました。つま先を上げて踵から下ろすことを常に意識し、10cmの高さがあるオレンジ色のハードルを持ってきてくれてまたぐ練習をしました。真っ直ぐの状態だと難しいため、カニのように横歩きの状態でまたぐと、またぐ面積が狭くなるのでスムーズに行えるといったアドバイスをいただきました。更に、またいだ先に10cm台を置いて、自宅の玄関入口のイメージで練習しました。右膝がガクンと折れやすいので、左脚を持ち上げて段差をまたぐ際は早めに介助を依頼するように家族に伝えたほうが良いとのことでした。また、蛍光オレンジ色が見やすかったので、段差にテープを貼ると意識しやすいかもしれないという具体的なアドバイスももらうことができました。

 今回の入院でもたくさんの方に助けていただきました。
 ありがとうございました。

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