No.84　🏥3月中旬　受診結果🏥

　2022年10月（note.14）、ミオクローヌス発作で再入院を余儀なくされた際、新たに精神科のフォローが加わりました。それから1年半、私を見護り続けてくれた主治医（最後）の診察です。先生はいつも通りの笑顔で出迎えてくれます。
「最近はどうですか。怖い幻視は見ていませんか。」

　私は「クエチアピン錠の量が増えてから、涎が増えて困ってます。あと活動量が低下しています。午前中はほとんど眠っているか、やる気が起こりません。だから量を元に戻してほしいです。幻視は見えていません。」
　
　先生は「わかりました。負担が増えてしまっているのであれば、今は落ち着いているということもあり、クエチアピン錠は元の量に戻しましょう。ただ、頓服薬扱いとして半分量を出しますので、また幻視などの症状が現れたら飲んでください。」

　「今日で最後の診察です。他に何か言いたいことや伝え忘れたことはありませんか。」
　
　私は「（他の先生より）先生がいいです。先生にはたくさんお世話になりました。本当にありがとうございました。」

　先生は「そんな風に言ってもらえて光栄です。でも次の先生も優しい先生なので大丈夫ですよ。どうぞお大事になさってください。」
と笑顔で手を振って見送ってくれました。

　次は脳神経内科です。
主治医に「どうかな？」と聞かれ、
私は「大丈夫です」と即答しました。
　ただ、予定がない限り、外出する気持ちがおきないことを伝えました。また、「夜、熟眠感がないので、日中はどうしても寝てしまう傾向にあります。昼夜逆転とまではいきませんが、最近は特に、眠たい、身体が怠い方向に向かってしまい、寝込んでいます。」
　先生は「とりあえずは落ち着いているということもあり、このまま経過観察をしていきましょう。」と励ましの笑顔でした。

　この怠さをどのように伝えればいいのか分かりません。ホットカーペットと炬燵の温かさに囚われて私は動けないのです。凍える未来を溶かし忘れさせる心地良さは身体から生気を奪い、私を眠りへといざないます。悪夢にうなされることもなく浅い甘美な眠りの中で、私の四肢はあまりに重く心の動きは鈍くなるばかりです。深い雪山の巣穴で何かを待ちわびながらまどろむ子熊になったのかもしれません。

＜精神科処方＞
レキサルティ錠2mg　　　（夕食後）
ゾピクロン錠7.5mg　　　（就寝前：スキップ可）
クエチアピン錠12.5mg　（夕食後：時間調整可）
クエチアピン錠6.25mg    （不穏時服用）
エスゾピクロン錠1mg　　（不眠時）

＜脳神経内科＞
トレリーフ錠25mg 　　　（朝食後）
リボトリール錠2mg   　　（就寝前）
セレニカR錠400mg　　　（夕食後）