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No.62 ✨オレンジ・ランプ✨

 7月上旬、両親と映画『オレンジ・ランプ』を観に行ってきました。
 私は終始、自分のことと重なる部分があり、胸にグッとくるものがあり涙がとまりませんでした。

 母は、「アレしちゃだめ、コレしちゃだめって、mamiを閉じ込めていたかもしれない。考えさせられた映画だった。」と言っていました。

 父は、「主人公は周囲に恵まれすぎている。ハッピーエンドすぎて、あまりに綺麗に終わっていて、現実的にどうなのかなと思う。」という意見でした。

 感想は三者三様ですが、私は「ありのままの自分でいい」「認知症になって再スタートできたのかもしれない、諦めない人生のね」という言葉が胸に響きました。
ミオクローヌス発作が起こってもいい、不安な時は我慢せずに口に出していい、困ったときは誰かに助けてほしいとお願いしていい、好きなことやりたいことは我慢せずに楽しんでやっていい、笑顔になれることをしていいということがよく分かる映画でした。

 認知症になっても大丈夫、ちゃんと生きていけるという希望を受け取りました。この映画を観てよかったです。

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