1冊の本との出会い


人生へのやる気って何がきっかけになるかわからない。

今日、私は一冊の本を読んだ。

「踏んだり蹴ったりな幸せ者」という本だ。

平凡な会社員として生きるアラサー女性の、社会人2年目〜6年目の経験を綴ったエッセイだが、数々の辛い出来事に見舞われながらも、それでも前を向き、強く生きる著者の生き様にすごく勇気づけられた。

人生では様々な出来事が起こるが、それをどう捉えるかは自分次第。
映画や本で、何度もその言葉を目にしてきて、そうだよね、その通りだよね、と理解することはできたけど、やっぱり自分自身で実践するのは難しくて。

でもこの本を読んで、やっと、その言葉が自分の中にすっと入ってきた。

今のわたしは様々なことへのやる気が満ち溢れている。

とりあえず今思いつきで考えていることを並べたリストを書いてみる。

/////////挑戦してみたいことリスト//////////

          — 勉強 —
                < 今の仕事に役立つ >
                 • 英語
                 • business lawyers購読
                 • 日経新聞

                   < 興味がある >
       • 心理系(臨床心理士、公認心理師)
 • クリエイター系(webデザイン、動画編集)
          ・ワインエキスパートの勉強

                        — 運動 —
       • とりあえず脳が活性化する運動…
   • 体幹トレーニング(スノボ初挑戦に向け)

                        — 趣味 —
                    • アカペラ研究
                    • 歌唱力強化(腹式呼吸など)
                    • 謎解き力強化

         +読書
勉強、趣味に関係なくても色々と。小中学生の時のような朝の読書習慣を設けようかと。

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こんな感じになった。
なかなかボリューミーだけど、できるとこから少しずつやっていこう。

コツコツやるのは苦手で、自分の能力への自信や信頼感はあまりないけれど、目的意識があれば、やる時はやる子だと自分では自負している。

また、何かを継続してがんばる上で思い込み(モチベーション)というのはすごく大事。
今のわたしは、前向きな思い込みを持てている状態だ。

だけど昔の私は、受験勉強や資格試験の時に、「このつらい勉強を乗り越えることにより、私はより素敵で優秀な人になることができ、もっと素晴らしい人生が待ってるんだ!」と思い込んで頑張っていた。

一見、これは前向きな思い込みのように見えるけれど、それらが終わって(受験勉強は無事志望大学に合格したが資格試験は落ちてしまった)蓋を開けてみると、大学には優秀な人が多く、その人達と自分を比べては、自分はなんて頭が悪いんだと落ち込んだり、やっぱり自分は全然優秀ではないんだ…と自分の能力への信頼が地の底に落ちてしまうことになった。

そして数年間、何かに打ち込んで頑張るということができない状態が続いていた。

でも今、すごく、何かに没頭したように頑張りたいという気持ちが芽生えている。

でも今の思い込み(モチベーション)は、昔と違って、「優秀な人間になれる!素晴らしい人生が待ってる!」という目に見える結果を求めるものではなく「できることや知識を増やす行為とそのことへの没頭」により、「自分が前向きな気持ちになることができ、また自分が他の人の役に立てる何かを知るきっかけになるかもしれない」という結果を求めない、行為自体を楽しみつつ行為から得られる自らの感情を大切にするようなものとなっている。

これは個人的にはとても大きな一歩だ。

私は小中高と成績が良く、親から成績を褒められ、また「優秀であれ」と言われ育ってきた。

でも大学以降、上に書いているように、自分に自信が持てなくなった。常に劣等感を抱えて生きている状態。
そんな劣等感を振り切りたくて資格試験に挑戦したりもしたけど、それも失敗し、ますます落ち込んだ。

社会人になって自分なりに一生懸命仕事に取り組んではみるものの、プライベートでは仕事のために勉強を頑張ろうという気持ちになれず。

それなら、仕事以外の他の何かの目標に向かって頑張りたい!と思っても、どうせ自分が頑張っても無駄だ…と後ろ向きな意識が出てきて何もできず…という状態が続き、今に至っていた。

そんな中、「優秀でないといけない」「優秀でないと自分の存在価値がない」という自分の潜在意識は自分のエゴだということを知った。

フェリファブ哲学というYoutubeチャンネルの動画が教えてくれたものであるが、自分はどういう状況•どういう状態であっても完璧な存在。自分が感じる、考えるという一瞬一瞬が芸術的で、ネガティヴ、ポジティブ含めて全て芸術のような完璧性を持ったものなんだということを知ることができた。

色々書いたけども、とにかく私は「優秀」という言葉に囚われていて、優秀じゃない自分はどうせ頑張っても無駄なんだと思い込んでいました。

でも今は、フェリファブ哲学で、自分の全ての瞬間に対する完璧性というものを知り、また一冊の本との出会いから、どんな出来事も自分の捉え方次第という言葉を心で受け止めることができ、結果を求めない前向きな思い込みを持ちながら新たに挑戦したいことへのやる気で満ち溢れている。

「踏んだり蹴ったりな幸せ者」の著者は数々のつらい出来事をバネにして、新しい自分を手に入れていたけど、私ももしかすると、今がそのタイミングなのかもしれない。

もちろん過去の自分、今の自分に良い悪いは無く、肯定した上で新しい自分になれるチャンスかなと思っている。

いま、自分がこんなに長い文章で自分の思いや感情、経験を吐き出していることに少し驚いているけれど、あらためて、自分の思いを整理して吐き出すのってすごく没頭できると感じている。

没頭して何かを作るって、なんかすごくよい。

これからも、心に移りゆくよしなしごと、深く考えてみたこと、日々のたわいもない出来事などを細々と書き綴っていけたらいいな。


最後に
あまり人が読む前提で書いていない文章ですが、「踏んだり蹴ったりな幸せ者」のリンクも置いておきます。(読んでくださり嬉しいです。ありがとうございます!)
紹介した本もよければぜひ読んでみてください。

https://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/B0CSLCZS93/ref=tmm_kin_swatch_0?ie=UTF8&qid=&sr=

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