先輩からのメッセージ 2

*noteに投稿する先輩からのメッセージはこれで最後にします。今後はGoogleClassroomから読んでください!

 今回は、以前のコラムで触れたことのある、静岡大学工学部機械工学科に進学したサッカー部の男子生徒からの返信です。大学院に行った後、この春から自動車メーカーに就職したそうです。

・進学先

静岡大学工学部機械工学科(センター利用推薦)→静岡大学大学院総合科学技術研究科工学専攻

・受験勉強で印象に残ってること

クラスのライバル(自分で勝手に決めてた)の人たちと模試の点数競いあったり,朝や放課後に高橋先生含めみんなで勉強したりと,当時はかなり辛く大変だなと感じてましたが,今思えば,もう一度大学受験してもいいかもなって思うくらい楽しかったです.

・入試の思い出

国立2次試験対策が全くできてなく,自分の実力的にもセンター利用推薦でなければ合格できていなかったと強く思うので,推薦の選択肢を与えてくださった先生や推薦状を書いてくださった先生に非常に感謝しています.当時の高校生の知識レベルでは推薦で入ったら就職に響くみたいな噂?もあったりしたのですが,実際は全くそんなことはなく,入った方法は関係なく学校生活・就職活動などを行えるので,自分が志望校に入るためには手段は選ばず最適な選択肢を取ることが大切だなと感じました.

・大学生活で楽しかった/充実してたこと

研究です.大学時代は自分の興味あることではありますが,講義を受けつづける毎日で受動的な学習となっていたためどこか勉強に身が入らないことがありました.
しかし大学4年から大学院時代では日々自分のやりたいこと,勉強したいことにすべての時間を使うことができ,かつ周りの優秀な仲間たちと日々研究に関する議論をするなど非常に楽しく,今でもすぐに大学院に戻りたいほど楽しかったです.
また大学院では,国際学会での発表や海外研修などで大学のお金でいろんな場所に行っていろんな経験を積むことができ最高の毎日でした.

・大学生活で大変だったこと

モチベーションの維持です.大学では高校と比べ物にならないほどちゃんと勉強する人としない人との差がつきます.学校のサポートは全く無く、よく言えば自由ですが,自分で自分を律することができてなければ充実した毎日が送れず大学進学をした意味がなくなってしまうので,日々意識を高めて生活することが大変でした.

・現在のお仕事

自動車メーカーでエンジニアをしています.まだ新入社員でコロナの影響もあり研修や配属時期が大幅に変更になり今後の生活に対する不安が大きいです.

・高校生へのアドバイス

周りがサボっているときこそチャンス!差をつける!

・メッセージ

「障子を開けてみよ。外は広いぞ」
少し古いですが,変化へのチャレンジに大きく背中を押してくれる言葉です.
昨今の社会では変化が激しく,どの企業・個人もその変化に対応していかなければ淘汰されゆくものと強く感じます.
コロナの影響で外出できない状況がこれからも続くと思いますが,この状況だからこそWebなどには色んな情報が転がっていて,有益な情報がより多く発信されています.
今後の進路の選択肢を広げる,今考えている自分の将来像に確信を持たせるためにもより多くのモノ・ヒト・コトバに触れて変化を恐れず将来の可能性を広げてください!


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