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生きがいを味わったDYGLのライブ備忘録

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私の趣味は音楽を聴くこと、またはそれに纏わるライブに出かけることであり、半年ぶりのライブはDYGLだった。

今年の一月から三月までは専門学校の留年回避と戦って
四月から六月は金欠でそれどころではなくて。
去年の十二月、ドロスのライブに行ったきり
ライブ不足すぎてどうなるかと思ったけど半年ぶりのライブは、全てが一瞬だった。

私は仕事終わりにダッシュで山手線渋谷行きの電車に駆け込んだ。
今日は楽しみにしていた大好きなDYGLの念願のライブである。
整番12という魔法のようなチケットを片手に、18:00のスクランブル交差点を走り渡る。
今までに出したことのないスピードで人をかき分け、クアトロまでぶっ飛ばした。

4階に到着やいなや荷物もクロークに預けず、物販ブースに寄っていくこともなく5階に駆け上がった。
ドリンクチケットはペットポトルのジャスミンティーと引き換えてもらい、いよいよ来たぞと会場を見渡す。
推しという概念はあんまりないのだけれど、加地さんの弾くベースが大好きだから加地さん側に立ってた。
隣の綺麗なお姉さんとちょっとおしゃべりして、「絶対このライブ来てよかったってなると思います」って言われて、尚更楽しみになった。

最初I'm Waiting For You から始まって、一気に去年のラブシャが蘇った。
この歌のベースラインめっちゃすきだから嬉しかった。
からの4曲目か5曲目でdazzlingが流れて、Thirstの中ではこれが1番好きだったから(わーーーここで来るとおもわなかったあ)とびっくり状態。
ロック最強だわ。

The Rhythm of the Worldも聴けた。テンション上がるし、明るくなれるし、加地さんがつくった歌ということもあり結構好き。

I Wish I Could FeelもWavesも聴けて最高だった。
Wavesの心臓の鼓動のようなベースがすっごく心地よい。
Wavesを聴くだけで、あの夏の涼しい感じが頭の中に瞑想される。

Sinkのイントロ流れてきた時は、色々な思いが涙になって込み上げてきた。
学校が嫌すぎた時も、通勤電車で1人で考え事している時も、綺麗な夕焼けを見た時も、Sinkはいつでも自分に寄り添ってくれた大切な曲だったから、1番聴けて嬉しかった。
あとSinkはラブシャで聴けなかったから、これからやるんだという感動の気持ちもあった。生で聴けて良かったすぎた。

アンコールで再登場した時、加地さんビール2缶目開けてて、そんときの笑顔がもう可愛かったです。(アイドルかよ)


終演後


アンコールも終わって、余韻でステッカー買いに物販並んでたら、まさかの加地さんがブースに立ってて、(えまってまって加地さんいるんだが。えてかなんでみんな加地さんを目の前にして平然としていられるの???)と私の頭はパニック状態だった。
ステッカー買ったあと加地さんは消えていて(ごめんね加地さん)、だけど私は強烈に、どうしても応援メッセージを伝えたかったので10分だけ待って戻らなかったら帰ろう。と決めた
そしたら再び加地さんが現れたので、頑張って応援メッセージを伝えに行きました笑笑笑笑
私は社会人でこの春上京してきて〜とか全然いらない情報話していて、もっと話すことあるだろと自分のことぶん殴りたくなった。
なのに加地さんは(どこ出身の方ですか〜?)と会話のキャッチボールをしてくれて、なんて優しい方なんだろうと思った。
山梨出身だと聞いた加地さんは(勝沼の方のワイナリーに行きたいんですよね〜)と仰っていて、(わ、この人やりおるな。よくわかっている)と関心しちゃった。
きっと疲れているのに物販ブースに出向いてくれるなんて、加地さんの性格の良さに乾杯。

去年のラブシャぶりに、唯一無二のDYGLの歌を生で聴けて、大好きな人に応援メッセージを伝えることも出来て、私は今日を一生忘れないと思う。
スクランブル交差点ぶっ飛ばしたことも、隣にいた友達を待っている綺麗なお姉さんも、クアトロ35thも、スピーカの音量に慣れてなさすぎて右耳いかれそうになったことも、秋山さんの長い髪も、下中さんの歌も、やっぱりハーフ顔だったかもちゃんも、力強くドラムを叩く鈴木さんも、ビールを片手に持った加地さんの笑顔も。
心の底から行って良かったライブであり、大袈裟に聞こえるかもしれないけれど、生きてて良かったと思ったライブだった。

私はこれからもずっとDYGLを好きでいるな、確実に。

彼らの歌を聴いて、終始そう考えていた。
ありがとうDYGL。

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