見出し画像

日記9月26日(日) #日記  高島野十郎。

9月5日(日)より、高崎市美術館にて「生誕130年記念 高島野十郎展」が開かれている。

11年前の2010年に、高島の遺したノートから、こんな言葉を拾ってブログに書き写していた。

ここnoteでも、自身の記憶を改める意味でも、改めて転載させていただくことにする。

以下過去ブログより。引用も、含みます。

写実をなすこと、それ自体が淫することであった。

出来上がるものは自然を写し取ったものである。

しかしそれは、一筆一筆、自らが筆で切り取り、作りあげるもの。

世界を切り取ること、世界を作り上げること。

神の為すべきこと、或いはその似姿。

そこに、その過程に魅入られ離れられないこと、

これを高野は魔業、と呼んだのであろう。

そこで選ばれるのが人間の居ない風景であるのはいわば必然、

人間はここに、こうして描いている、我があるではないか。

我が王国。


「何だこれあ自然そのまま描いてらあ
 
「うんこれあ寫眞と同じだ

「でも一筆一筆描いてらあ


”天上天下唯我獨能ー画かき

”近づくべからず、
 親しむは魔業

”乞食
       精神文化の極致

     
            ー高島野十郎 「ノート」より 

(11年前のブログ、さすがに全く記憶にありませんね(笑))

お志本当に嬉しく思います。インプットに努めよきアウトプットが出来るように努力致します。