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一度死んだから言えること


実は打撲が一番怖いって知ってます?

今日は微細骨折からの続きで打撲について書いてみましょう。ググると次のような説明があります。

『打撲とは、転倒や衝突などによって体の一部をぶつけた際に発生するケガで、「打ち身」とも呼ばれます。皮膚の表面には傷口がなく、皮下組織や筋(骨)などを損傷している状態です。患部の付近に内出血(あおなじみ、あおたん)ができ、皮膚の色が青紫色になりますが、打撲をした瞬間は痛みを感じないケースも多く、時間が経つと痛みが発症します。』

私たちは単なる打ち身として時間と共に治るので安易に考えがちですが、骨折で死ぬ事は稀で捻挫ではあり得ないものですが、打撲は場合によっては死に至ります。

サスペンスドラマでのセリフに「打ちどころが悪くて・・・」みたいな言い方がありますよね。アレです(笑)

端的に言うと交通事故も飛び降り自殺も全て打撲なのです。

跳ね飛ばすというイメージがありますが、車との衝突なので打撲です。飛び降り自殺も地面との衝突ですから打撲なのです。

先ほどのサスペンスドラマで言えば、後頭部を重い鈍器で殴って殺すなんてシーンは頻繁に見ますが、実はあれも打撲なのです。

この様に筋肉を通り越して骨にまで達する事もあり、特に頭蓋骨などは肉が無いので頭部陥没による脳挫傷とか言うヤツで死に至ります。

また、頭部の場合は骨は大丈夫でもその内側にある硬膜が損傷して、硬膜外血腫などを引き起し、それが大きくなって脳を圧迫して数時間後に帰らぬ人になる場合もあるのです。

大抵は打ち身と言う程度で、2〜3日で青タンも消えて忘れられてしまいますが、何処を打ったか?でかなり変わります。

頭部は後頭部が一番弱く、側頭部、頭頂部、前頭部の順番で硬くなっています。これが頭突きは一番強い前頭部で行う理由ですね(笑)

あと怖いのは内臓です。内臓の場合は交通事故で内臓破裂や折れた肋骨が肺などに刺さって死に至るケースが多いですね。

これらの共通点は実は【衝撃波】による破壊行動なのです。それが打撲の本当の姿なのです。

大抵は筋肉や骨が守って大事に至らない様になっているのですが、前述のようなそれでも危ない場所は身体にはありますから、衝撃波が身体の内部へと入り込むと言う事はとても怖い事なのです。

皆さんも足の小指をタンスの角などにぶつけて呻いた事が一度や二度はあるでしょ?

何も考え無しに足をぶつけて衝撃波が小指の一点へと集まるのですから、かなり痛いのは当然です。それで骨折する人だっているのですしね。安全靴の頑丈さは意味があるのです(笑)

ですから微細骨折とは完全骨折の手前の状態であると言えますし、それで済んだのだから未だマシとせねばなりませんが、まぁそれはそれで問題が起こると前に書いたので、そちらを読んでください。

この様に打撲とは、何かと衝突した際に起こる衝撃波が真の姿であり、単なる打ち身と思っていると死ぬ場合があるのです。

子供の場合は特に要注意です😑詳細は次回に書きます。

あなたと家族の周りの人が今日も健康であり幸せでありますように・・・。

続く



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