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まっすぐな民=ピダハン族

おはようございます!
豆と小鳥なんてことない話#6は
バクとナミンで『相談事/悩み事は誰にする?』をテーマにおしゃべりさせてもらってます。

Youtubeとポッドキャストはこちらになります。
よかったら生活の箸休めにお越しください。



スッキリ秋晴れの今朝、コーヒーにたっぷりソイミルクをいれたんを
飲みながら今回のお題「相談事/悩み事」についてバクと話した後も考えてました。そもそも苦悩はいったいどこからやってくるんやろって。


バクと話した中で若い頃の恋愛系悩み事は同様の苦しみを体験している友達に話して共感してもらいたかったと発言しました。
確かにウダウダ仲間がいることで気持ちは慰められました。

でも、解決したい悩み事を真剣に相談するなら自分とは全く違う環境で暮らす全く違う価値観を持つ人に聞いてもらい、
意見を仰ぐ方が新鮮な風穴があくのでは?
と思い当たりました。
違うアングルからの切り口は解決のヒントになるかもしれないなぁって。

そこで思い出したのが、
最近、よくお見かけするサイエンスライターの鈴木祐さんが
どこかのyoutubeで話してられた
危険と隣り合わせなのに最もシアワセな部族、ピダハン族」のお話。

ピダハン族はアマゾンの熱帯雨林で暮らす狩猟採集族でジャングルの中で狩りや釣りを行い、ギャートルズ原始時代に近いライフスタイルを突き進めてる人々らしい。

言語学者のダニエル・エヴェレットさんと言う方が彼らの事をリサーチして明らかになっていったことはピダハン族のみなさんのメンタル健康度の高さで自死のコンセプトはなく精神病もほぼ無くて、そもそもネガティブな感情すらほとんど見受けられなかったらしいです。
どっひゃー、めっちゃうらやましーぞ。

ピダハン族のリアルライフはうちら、へなちょこ民が送ってる便利な生活とは真逆な毎日がサバイバルモードなダイハードな暮らし。
不治の伝染病や、狩りに失敗してケガをしたり、他民族の奇襲に備えるストレスに晒された日々なのに、
あぁ、それなのに何故、君たちはそんなにハッピーなの?

エヴァレットさん曰く、その理由は彼らの軸が「物事をあるがままに見る」だからだそうです。
判断しない、振り返らない。
予想したり期待したりもしない。
さらに彼らには時制がないらしい。過去も未来もない。あるのはだけ。
今、体験していることで完結してるからと言うことらしい。

ふむふむ、まるで瞑想や仏教の本に出てくる悟りを開いた賢者のようです。
ピダハン族のみなさんは自分たちのことを「まっすぐな民」と呼び、
外部の人間を「ひねくれ頭」と呼ぶらしいです。

いやはや痛いところを突かれましたな。
確かにわざわざ物事を複雑にこねくり倒し悩んでいるわたしたち。
でも、ずっと時間は過去、今、未来ってあるって常識の中で生きてきて、
さぁ、今日から「いまここ」だけで生きなはれ!と言われても実行するんは難しい。
ずっと計画したり反省したり、比べられたり、期待したりして生きてきたんやもん。
一切を判断すな!と言われても難しい。
だからせめて瞑想をして一日10分だけでも「今」にフォーカスしてただ呼吸するって行為が有益なのかも。
幸せに生きるヒントは何か得るのではなくて、
何を手放すかなんかも。

今週のピックはナミンの担当。
鴻上尚史さんの本「孤独と不安のレッスン」

「ぼっちはみじめ」だと思っている人、
「友達100人できるかな」の呪縛から解かれてない方にオススメです。
良質な「孤独」な時間を楽しめますように。
不安を「考える」にシフトできますように。





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