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CMC_Meetup MAX!を終えて(その3)

その3です。気合を入れてまとめ上げます。

ほかの参加者の方のブログを拝見しましたが、文量はばらばらでも1本でまとめ上げている方が多いですね。1本で見せられるようになりたい。。

男子校セッション「オンライン時代の1stピン像」 西馬 一郎さん 矢野 裕紀さん 辻 貴之さん

G2さんの圧倒的幹事力のあるMCトークにより、画面を超えて熱量が波及したようです笑(熱量は伝播した!!)。

そんな中、"マジ"で"価値"のあることを提供するクラウド会計ソフトfreeeのMeetup、「マジカチ」のリーダー 矢野さんから、本セッションのトレンドともいえるフレーズが。

早く行くなら一人で行け 遠くへ行くなら組織で行け
早く遠くへ行くならコミュニティで行け!

今回のMeetupのキーフレーズともいえる内容ですね。一人ではいけないステップに行けて、組織以上に独立性が確保された集団、といえるのでしょうか。

運営する人に重要なこと
目配り  心配り  気配り

参加する人に必要なこと
能力  意欲  方向性

このように比較すると、運営側は静的、参加者は動的な取り組みが効果的と言えそうですね。コミュニティマネージャーは熱意を持ちながら、自分は前に出ずに参加者の積極性を後押しする立場といえそうです。

反対に参加者はOutput First、Context Firstの実践が求められる、逆に言えばマネージャーは静的アプローチを通して参加者にそれができるような場を作ることが求められるということでしょうか。
では「能力」は? 私は「意欲」と「方向性」の裏付けと勝手に解釈しました。大きな、特別な能力ではなく、コミュニティの中でアウトプットするには最低限の能力が必要で、カーストの発生やテイカーコミュニティ化を防ぐ役割がある?ということはコミュニティのプロダクトには、コンテキストに沿った能力の存在が必要?
コミュニティマネジメントはまだまだ奥が深そうです。

その中で、コミュニティと参加者のコンテキストのすり合わせの役割を果たすのが「自己紹介」。

コミュニティに合った自己紹介があると感じました。コミュニティの自己紹介は挨拶だけでなく、同じ旗を掲げているか確認する役割がありそうです。


「地方コミュニティ、個人コミュニティのオンラインでの可能性を探る」小野寺 力さん 鈴木 孝之さん

熱いセッションの後は熱々の餃子と沖縄のセッション!

登場するとたちまちTwitterも画面も餃子だらけに!
(すごい影響力だ)


肝心のテーマは「地域コミュニティ・個人コミュニティ」。
企業の外で、共通の関心軸で動くコミュニティ。その魅力や心構えにについて熱く語っていただきました!


まずは、焼き餃子協会から熱々のプレゼンテーション。「焼く」ことで生産者と消費者をつなぐ"餃界"のパワーワードが続々発信されました。

餃子のサブスクで、コロナの状況下でも会員同士で共通の食体験ができる
・生産者、消費者、メディア、イベントをつなぐ焼き餃子のハブ
・プレゼン中も増え続ける焼き餃子協会会員

企業のプロダクトに固執しない、個人の好きなもので繋がるコミュニティだからこそ、参入障壁も低く、活発に循環するコミュニティなのではないかと思いました(私も入りました)。

この話題中、私の頭の中にはあのフレーズが、、、そう

早く遠くへ行くならコミュニティで行け!です。

この言葉は個人コミュニティにも、もしかしたら企業コミュニティよりも強くあてはまるのではないかと感じました。
好きなものをより好きに、より自由にしてくれるコミュニティ。素敵です。


続いて沖縄という地域がハッシュタグのコミュニティ

プレゼンターの鈴木さんは沖縄で10前後の技術コミュニティに関与。大きいものではカンファレンスに150人もの人を集客しているそうです。すごいですね。

地域でコミュニティをスケールさせていくには、まずは広めのテーマ、親しみやすいテーマで始めることが重要なようですね。

個人的に気になったので、私は「最終的な着地をどうするかというのはある程度決めたうえで広く始めていますか?」という趣旨の質問をしたところ、回答はNOでした。

この回答を受けて、地域コミュニティはまさに地域のように、参加者という住民と一緒にその土地の文化を育んでいるような印象を受けました。
ゆっくりと、メンバーの共感を得ながら着実に方向性が醸成されていったのではないかな、と妄想しています。

そう考えるとこの2つのコミュニティ。同じ個人コミュニティでどちらも熱々だけど色が全く違うな。と思いながら話題はオンラインシフトへ。

コロナウイルスにより今までの当たり前がそうでなくなった瞬間、さまざまな観点からコストが見直され、特に大人数が動く時のオフラインは体感でもプレミアムなものになっていきそうですね。
オンラインが人と人との距離を縮め、無限とも思える広さの空間を用意できるようになったからこそ、これから生まれるオンオフのハイブリッドはどうバランスをとっていくのか。

その中で、個人コミュニティ・地域コミュニティはどのように変化していくのでしょうか。今運営するコミュニティの先を考える人も、これからコミュニティを立ち上げたいと意気込む人も、同じ課題を見上げているのかもしれませんね。

地域コミュニティといえば、懇親会でご一緒した方が運営しているコミュニティを紹介してくれました。より自分の住む地域に根差した情報共有ができるコミュニティ「マチマチ」です。
自分の住む地域を、そういえばよく知らないなという方にはおすすめです。
また、移住予定先の情報が知りたい人、ローカルなターゲットに絞って情報発信したい人にも向いているかもしれません。


「これからのコミュニティマーケティング、グローバルでの展望」 小野 晶子さん 小島 英揮さん

熱が全く冷めないまま最終セッションへ!
小野さんが使用されたデータが記載された資料はオンライン上でダウンロードすることが可能です!Shumpeiさんありがとうございます!


興味深いデータがいくつも出てきます。
冒頭では対面(in-person)と非対面(online)を手段として採用する主目的が何かというデータ。
対面がユーザー獲得やエンゲージメントに強く、非対面がカスタマーサポートに強いことがデータから見て取れます。感覚的なものが見えるかされるとちょっとうれしくなりますね♪

実はこのデータ、元の資料を見るともう一つ重要な意味を持っています。
それは2017年ごろと比較すると 対面、非対面のどちらも主目的の比重がエンゲージメントに寄ってきている ということです。
それだけカスタマーサクセスがここ数年で世界的に浸透していて、顧客の獲得後のエンゲージメント、顧客を逃がさないことに企業の関心が高まっているといえるでしょう。

このデータの裏付けは最後のまとめにも表れていましたね。コミュニティマネジメント能力は今や世界から注目されています!
言語の壁に抵抗がない人は、視野を日本から世界に広げることも自分の可能性を広げる方法の一つですね。今日からあなたもDuolingo!笑

また、コミュニティの注目度が上がるのに伴って、カンファレンスツール、プラットフォームもこんなにたくさん、まだまだ他にもあるようです。

Twitterでも参加者が「〇〇は使ったことあるけど良かった」「△△は知らなかったけど使ってみたい!」など多くの声が。全部を試すのは大変なので、おすすめのツールを意見交換できる、そんなコミュニティもあると嬉しいですね。

また、運営でプラットフォームを使うのにも当然コストがお金がかかる中、ステークホルダーや運営者に効果をわかりやすく示す工夫が各サービスで始まっています。まだ決定的なインデックスが見つかっていない中、それぞれの企業が創意工夫を凝らしているのは本当に「熱い」ですね!


こうして、すべてのセッションが終了しました!講演者の皆さんはオンライン越しに熱が伝わらないか心配だったようですが、熱暴走しないか心配なくらい熱々の午後を過ごさせてもらいました!

結論:オンラインでもコミュニティの熱量は伝播する!

Tweet数も"そうだよ!"と物語っていますね。そんな大盛況で盛り上がったCMC_Meetup、次回は1か月後の7月28日(火)21:00~22:30にオンラインで開催されます。興味を持たれた方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか!

少しでも興味を持ったら↓のバナーをクリック!

乱文長文、ここまで読んでいただきありがとうございました!


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