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掘り続けた4日間

残業できない、休憩しにくい、
というパートさんからの声が上がり、
パワハラの一貫ということで
異動の話があがっている。

どうぞどうぞ自由に
残業してください、
が希望だったのかな?
(そんな会社ある?笑)

休憩入ってください、
と声かけもしていたが、
すぐには入っていなかった。
今やってる作業を
中断したくないから、
という理由。
私がパートの時は、
時間までに終わる作業を
考えてやっていたから、
そんなもんだと思っていた。

こちらがどうすべきだったのか、
正解はわからないが、
会社もこの状況は理解した上での
提案だった。

兎にも角にも、
今のメンバーとは
もう仕事をすることは
今後なくなる。

この話を上司から聞いた時、
ショックをうけつつも
あー、やっと解放される。
と安堵した感覚が降りてきた。

ミスのカバーで
これまで何日も
休日の早朝や
夜遅くに動いてきた。

そんな日々から
解放される。

そして今回の気付きは、
パワハラというワード。
掘りに掘ってみた結果、

私が私にずっと
パワハラをしてきたからこそ、
外側からやってきたと、
いうことに辿り着いた。

ミスをなくすためには、
私はどんなに嫌われてもいいから、
厳しく関わってきた。
ミスしても気にしないで
いいですよ、とは言わなかった。
なぜ間違えたのかを考えて、
こうしましょう、とやってきた。

ミスしてクレームをくらった時の
不甲斐なさ、悲しさ、情けなさを
味わって欲しくなかったし、
(こっちは建前?)
自分の時間を奪われたくなかったから、
(こっちが本音?)
なんとか食い止めることに
必死になっていた。

ここで気がついたのは、
このやってきたことが、
私が望む姿ではなかったんだ。
本来の私ではなかったのに、
それを私に強要していた
=パワハラ、なんだ。

え?ミス?
そんなん全然大丈夫!
と言いたかった。
それくらいの余裕でいたかった。

これに気づいた今、
私がやることは、
自分自身に先ず謝って
ねぎらって
楽にしてあげること、
のよう思う。
けど、ストイックな性格が
なかなかそれを
許そうとしない。

葛藤真っ只中ではあるけど、
今回の異動は、
ここに辿り着くための
お知らせだったんだと、
話があってから4日間
掘って掘ってここに至った。

正解かはわからないけど、
ようやく納得はできた。

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