見出し画像

社会人大学院生つれづれ⑤

2021年4月、学生生活スタートしました。

私の所属する通信の修士課程は、卒業に必要な単位を取るために、ざっくり分けてテキスト科目とスクーリング科目、論文があります。

まずはテキスト科目。
入学式後にあったガイダンスで、先生が何度も「テキスト科目は早めに着手するように」と言っていました。その時は何のことやらと思っていましたが、課題の本が届き、ぱらりとめくった時に、その言葉の意味がようやく分かりました。

とにかく難解。

私は現役の大学生の時は、全く違う専攻だったので、今の専攻の専門書を読むのはこれが初めてです。仕事は関係する分野ですが、読むのは法令や通知程度、ほぼ実務なのであまり役には立たず。

課題の本を一読しただけでは全く頭に入らず、数回読んでもなかなか意味が掴めません。参考文献や関係する論文を読むのにも時間がかかり、まるで大海原に放り出された気持ちになりました。

課題は、与えられたお題に沿った1万字のレポート、それが合格すれば、次のお題に沿った3000字のレポートを提出するものです。お題も抽象的で、恥ずかしながらどこからどう書いていいのやらわかりません。
課題の本を途中まで読み進めたものの、難しくて横にそっと置き、仕事の忙しさであっという間に1、2週間放置してしまいます。

気になりながらも放置していたタイミングで、スクーリングで同級生と話す機会が訪れました。みなさん苦戦しているものの、1人の同級生はすでに数科目終えている…!
その秘訣を尋ねると、論文執筆の時間を確保するために、時間と手間のかかるテキスト科目を先に終わらせるべく、毎日4時に起きてレポートを仕上げていたそうで。

これを聞いて、私は自分の甘さを痛感しました。どこかで何とかなるだろうと思っていましたが、何とかさせるのは私自身。仕事や家庭があるのはみな同じ、腹を括らなければ終わらない。

そこから、「毎日1文字でも書く」ということを自分に課して、やり始めました。朝型なので、毎朝の早朝トレーニングを終わらせてから、家事を済ませ、出勤までの時間でパソコンに向かいます。短い時は15分しか時間が取れない時もありましたが、絶対に休まないと決めると、書けないと思っていたレポートが進み始めました。

昨年度は大学院とは別の国家資格の試験勉強もしていたので、時間的にかなり厳しかったのですが、過ぎてしまえば乗り越えられる壁だったようです。

とはいえ、資格試験の勉強はもう少しやりこむ必要がある種類だったら、きっと合格できなかったと思うので、並行するのはお勧めしません。まぁ、タイミングもあると思うのですが。

続きます。

#社会人大学院生
#大学院  
#コーダ  
#coda

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?