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社会人大学院生つれづれ②

入試当日は寒い日でした。

入試は小論文と面接、数年前に同じ専攻の学部に編入・卒業していたので、小論文は時間内に書き切ることができました。
そして面接。面接室の前で順番を待っていると、私の前の受験生が面接する声が聞こえてきます。自分の仕事と関連して、こんなことを研究したいと滔々と話をしています。
私はかなりのあがり症で、人前で話すことはとても苦手。手話通訳の仕事では人前に立ち、全く緊張しないのですが、自分の言葉で話すことは全く慣れません。自分の番が来て、部屋に入ると面接官は3人、緊張して何を話したのかあまり覚えていませんが、面接官に「指導を受けたい先生はいますか?」と聞かれたのに、肝心の先生の名前が全く出てこなかったことだけは覚えています。

受験の日まで、大学院はよっぽどひどくなければ入学できると何故か思い込んでいましたが、面接があまりにうまくいかなかったので、流石にこりゃあかんなぁというのが入試の手応えでした。

そして結果発表。発表の日、仕事の休憩時間にホームページを見て、自分の番号があったこと、倍率がそれなりに高かったことに驚きました。そして私の前に面接を受けていた受験生の方の番号がなかったことにも。

後々、指導教授は面接時に名前が出てこなかった先生になり、雑談の中で「面接は面接、論文を書き上げれそうな人しか取らないのよ」とおっしゃっていたので、入試に対しての私の浅い考えを反省しました…

そんなこんなで2021年4月、晴れて大学の門をくぐりました。とはいってもコロナの感染者数が鰻登りだったあの頃、どんな同級生の方に会えるのだろうとそれなりに楽しみにしていましたが、入学式はオンライン実施との通知を受け取り、物理的には門をくぐることはできなかったのですが。

続きます。

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