鬼の漢字練習

武者先生が担任になってはじめにやった事は、漢字練習です。
国語の時間のはじめの5分か10分くらいを使って、漢字の書き取りをしました。正しい書き順を教えてもらって、ノート1行にその漢字を何度も書きます。

これだけ聞くと普通の漢字練習じゃんと思うでしょう。しかし、ペースが異常に速く、3週間ほどで1年分の漢字をやり終えてしまったのです。
しかし本番はここからです。
「やり終えた」というのは、あくまでも漢字の読み方と書き方を教えてもらっただけです。覚えたわけではありません。
そこで先生は1枚のプリントを配布しました。それは、1年間で習う漢字が全て穴埋め問題になっているものでした。
「5月になったらテストしまーす。一問でも間違えたら昼休みに再テストです。合格するまで毎日やってもらいます」

ここから先は

793字
他人がどう生きてきたのか覗いてみませんか? 短いエピソードがたくさんある構成になってるので、ちょっと空いた時間の暇つぶしにちょうど良いと思います。小学校卒業までを書いて、文字数は約4万文字です。文字数当たりの価格は一般的な文庫本より少しだけ安く設定しました。

凡人伝

300円

私の自伝(エピソード集)です。小学校卒業まで書いてあります。

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?